
長崎大学 教授
中川 幸久 先生
第3回 講義
(第2回はこちら)
講義のねらい
【実際の算出法と連鎖探索法】
第1回講義では,横1列に並ぶタイルの対角線でつくる鋭角の和が \(\frac{\pi}{4}\) になる場合を,タイルの個数を2つ,3つ,4つと増やしながら代数的な解法で算出した。
第2回講義では,連鎖探索法によって,連鎖的に角を分解した。
今回,第3回講義では,実際に算出した方法と連鎖探索法による方法との比較を行う。
実際に算出するとすべて網羅できるが,計算が極めて難しい。一方,連鎖探索法は,角を素早く分解できるが,連鎖の分かれ方によっては,すべてを網羅できないことが分かった。 この講義では,詳しくその違いを考察する。
4.実際の算出法と連鎖探索法
\(\theta = \frac{\pi}{4}\) を,実際に算出して4つまでの三角形の鋭角の角の和で表すと,全部で以下の19通りである。
(ア)
(算出1) \(\hspace{8px}(1, 1)=(2, 1)+(3, 1)\)
(イ)
(算出2) \(\hspace{8px}(1, 1)=(2, 1)+(4, 1)+(13, 1)\)
(算出3) \(\hspace{8px}(1, 1)=(2, 1)+(5, 1)+(8, 1)\)
(算出4) \(\hspace{8px}(1, 1)=(3, 1)+(3, 1)+(7, 1)\)
(ウ)
(算出5) \(\hspace{8px}(1, 1)=(2, 1)+(4, 1)+(14, 1)+(183, 1)\)
(算出6) \(\hspace{8px}(1, 1)=(2, 1)+(4, 1)+(15, 1)+(98, 1)\)
(算出7) \(\hspace{8px}(1, 1)=(2, 1)+(4, 1)+(18, 1)+(47, 1)\)
(算出8) \(\hspace{8px}(1, 1)=(2, 1)+(4, 1)+(23, 1)+(30, 1)\)
(算出9) \(\hspace{8px}(1, 1)=(2, 1)+(5, 1)+(9, 1)+(73, 1)\)
(算出10) \((1, 1)=(2, 1)+(5, 1)+(13, 1)+(21, 1)\)
(算出11) \((1, 1)=(2, 1)+(6, 1)+(7, 1)+(68, 1)\) …連鎖法では現れない
(算出12) \((1, 1)=(2, 1)+(6, 1)+(8, 1)+(31, 1)\)
(算出13) \((1, 1)=(2, 1)+(7, 1)+(8, 1)+(18, 1)\)
(算出14) \((1, 1)=(3, 1)+(3, 1)+(8, 1)+(57, 1)\)
(算出15) \((1, 1)=(3, 1)+(3, 1)+(9, 1)+(32, 1)\)
(算出16) \((1, 1)=(3, 1)+(3, 1)+(12, 1)+(17, 1)\)
(算出17) \((1, 1)=(3, 1)+(4, 1)+(5, 1)+(47, 1)\) …連鎖法では現れない
(算出18) \((1, 1)=(3, 1)+(4, 1)+(7, 1)+(13, 1)\)
(算出19) \((1, 1)=(3, 1)+(5, 1)+(7, 1)+(8, 1)\)
一方,\(\theta = \frac{\pi}{4}\) を連鎖探索法で4つまでの三角形の鋭角の角の和で表すと,全部で以下の20通りである。
\((1, 1)\)
\(1^2+1^2=2\) → \((1, 2)\) より
\((1, 1)=\)\((2, 1)\)\(+\)\((3, 1)\) …(連鎖1)
(連鎖1)より
\((1, 1)=(2, 1)+\)\((3, 1)\)
\(3^2+1^2=10\) → \((1, 10), (2, 5)\) より
\(\hspace{50px}=(2, 1)+\)\((4, 1)+(13, 1)\) …(連鎖2)
\(\hspace{50px}=(2, 1)+\)\((5, 1)+(8, 1)\) …(連鎖3)
\((1, 1)=\)\((2, 1)\)\(+(3, 1)\)
\(2^2+1^2=5\) → \((1, 5)\) より
\(\hspace{50px}=\)\((3, 1)+(7, 1)\)\(+(3, 1)\)
\(\hspace{50px}=(3, 1)+(3, 1)+(7, 1)\) …(連鎖4)
(連鎖2)より
\((1, 1)=(2, 1)+(4, 1)+\)\((13, 1)\)
\(13^2+1^2=170\) → \((1, 170), (2, 85), (5, 34), (10, 17)\) より
\(\hspace{50px}=(2, 1)+(4, 1)+\)\((14, 1)+(183, 1)\) …(連鎖5)
\(\hspace{50px}=(2, 1)+(4, 1)+\)\((15, 1)+(98, 1)\) …(連鎖6)
\(\hspace{50px}=(2, 1)+(4, 1)+\)\((18, 1)+(47, 1)\) …(連鎖7)
\(\hspace{50px}=(2, 1)+(4, 1)+\)\((23, 1)+(30, 1)\) …(連鎖8)
\((1, 1)=(2, 1)+\)\((4, 1)\)\(+(13, 1)\)
\(4^2+1^2=17\) → \((1, 17)\) より
\(\hspace{50px}=(2, 1)+\)\((5, 1)+(21, 1)\)\(+(13, 1)\)
\(\hspace{50px}=(2, 1)+(5, 1)+(13, 1)+(21, 1)\) …(連鎖9)=(連鎖12)
\((1, 1)=\)\((2, 1)\)\(+(4, 1)+(13, 1)\)
\(2^2+1^2=5\) → \((1, 5)\) より
\(\hspace{50px}=\)\((3, 1)+(7, 1)\)\(+(4, 1)+(13, 1)\)
\(\hspace{50px}=(3, 1)+(4, 1)+(7, 1)+(13, 1)\) …(連鎖10)=(連鎖18)
(連鎖3)より
\((1, 1)=(2, 1)+(5, 1)+\)\((8, 1)\)
\(8^2+1^2=65\) → \((1, 65), (5, 13)\) より
\(\hspace{50px}=(2, 1)+(5, 1)+\)\((9, 1)+(73, 1)\) …(連鎖11)
\(\hspace{50px}=(2, 1)+(5, 1)+\)\((13, 1)+(21, 1)\) …(連鎖12)
\((1, 1)=(2, 1)+\)\((5, 1)\)\(+(8, 1)\)
\(5^2+1^2=26\) → \((1, 26), (2, 13)\) より
\(\hspace{50px}=(2, 1)+\)\((6, 1)+(31, 1)\)\(+(8, 1)\)
\(\hspace{50px}=(2, 1)+(6, 1)+(8, 1)+(31, 1)\) …(連鎖13)
\(\hspace{50px}=(2, 1)+\)\((7, 1)+(18, 1)\)\(+(8, 1)\)
\(\hspace{50px}=(2, 1)+(7, 1)+(8, 1)+(18, 1)\) …(連鎖14)
\((1, 1)=\)\((2, 1)\)\(+(5, 1)+(8, 1)\)
\(2^2+1^2=5\) → \((1, 5)\) より
\(\hspace{50px}=\)\((3, 1)+(7, 1)\)\(+(5, 1)+(8, 1)\)
\(\hspace{50px}=(3, 1)+(5, 1)+(7, 1)+(8, 1)\) …(連鎖15)
(連鎖4)より
\((1, 1)=(3, 1)+(3, 1)+\)\((7, 1)\)
\(7^2+1^2=50\) → \((1, 50), (2, 25), (5, 10)\) より
\(\hspace{50px}=(3, 1)+(3, 1)+\)\((8, 1)+(57, 1)\) …(連鎖16)
\(\hspace{50px}=(3, 1)+(3, 1)+\)\((9, 1)+(32, 1)\) …(連鎖17)
\(\hspace{50px}=(3, 1)+(3, 1)+\)\((12, 1)+(17, 1)\) …(連鎖18)
\((1, 1)=(3, 1)+\)\((3, 1)\)\(+(7, 1)\)
\(3^2+1^2=10 \) → \((1, 10), (2, 5)\) より
\(\hspace{50px}=(3, 1)+\)\((4, 1)+(13, 1)\)\(+(7, 1)\)
\(\hspace{50px}=(3, 1)+(4, 1)+(7, 1)+(13, 1)\) …(連鎖19)
\(\hspace{50px}=(3, 1)+\)\((5, 1)+(8, 1)\)\(+(7, 1)\)
\(\hspace{50px}=(3, 1)+(5, 1)+(7, 1)+(8, 1)\) …(連鎖20)
連鎖法で求めた結果を順に並べると,以下のように全部で20通りあるが,(連鎖9)と(連鎖12),(連鎖10)と(連鎖18),(連鎖15)と(連鎖19)は同じであるから,2つに分かれる連鎖法では17通りである。
(連鎖1) \(\hspace{8px}(1, 1)=(2, 1)+(3, 1)\) …(算出1)
(連鎖2) \(\hspace{8px}(1, 1)=(2, 1)+(4, 1)+(13, 1)\) …(算出2)
(連鎖3) \(\hspace{8px}(1, 1)=(2, 1)+(5, 1)+(8, 1)\) …(算出3)
(連鎖4) \(\hspace{8px}(1, 1)=(3, 1)+(3, 1)+(7, 1)\) …(算出4)
(連鎖5) \(\hspace{8px}(1, 1)=(2, 1)+(4, 1)+(14, 1)+(183, 1)\) …(算出5)
(連鎖6) \(\hspace{8px}(1, 1)=(2, 1)+(4, 1)+(15, 1)+(98, 1)\) …(算出6)
(連鎖7) \(\hspace{8px}(1, 1)=(2, 1)+(4, 1)+(18, 1)+(47, 1)\) …(算出7)
(連鎖8) \(\hspace{8px}(1, 1)=(2, 1)+(4, 1)+(23, 1)+(30, 1)\) …(算出8)
(連鎖9) \(\hspace{8px}(1, 1)=(2, 1)+(5, 1)+(13, 1)+(21, 1)\) …(算出10)
(連鎖10) \((1, 1)=(3, 1)+(4, 1)+(7, 1)+(13, 1)\) …(算出18)
(連鎖11) \((1, 1)=(2, 1)+(5, 1)+(9, 1)+(73, 1)\) …(算出9)
(連鎖12) \((1, 1)=(2, 1)+(5, 1)+(13, 1)+(21, 1)\) …(算出10)
(連鎖13) \((1, 1)=(2, 1)+(6, 1)+(8, 1)+(31, 1)\) …(算出12)
(連鎖14) \((1, 1)=(2, 1)+(7, 1)+(8, 1)+(18, 1)\) …(算出13)
(連鎖15) \((1, 1)=(3, 1)+(5, 1)+(7, 1)+(8, 1)\) …(算出19)
(連鎖16) \((1, 1)=(3, 1)+(3, 1)+(8, 1)+(57, 1)\) …(算出14)
(連鎖17) \((1, 1)=(3, 1)+(3, 1)+(9, 1)+(32, 1)\) …(算出15)
(連鎖18) \((1, 1)=(3, 1)+(3, 1)+(12, 1)+(17, 1)\) …(算出16)
(連鎖19) \((1, 1)=(3, 1)+(4, 1)+(7, 1)+(13, 1)\) …(算出18)
(連鎖20) \((1, 1)=(3, 1)+(5, 1)+(7, 1)+(8, 1)\) …(算出19)
なお, 実際に算出した
(算出11) \((1, 1)=(2, 1)+(6, 1)+(7, 1)+(68, 1)\)
(算出17) \((1, 1)=(3, 1)+(4, 1)+(5, 1)+(47, 1)\)
については, 連鎖探索法では表現されていない。
(1) (連鎖9)と(連鎖12)について
(連鎖2)より
\((1, 1)=(2, 1)+\)\((4, 1)\)\(+(13, 1)\)
\(\hspace{50px}=(2, 1)+\)\((5, 1)\)\(+(13, 1)+\)\((21, 1)\) …(連鎖9)
(連鎖3)より
\((1, 1)=(2, 1)+(5, 1)+\)\((8, 1)\)
\(\hspace{50px}=(2, 1)+(5, 1)+\)\((13, 1)\)\(+\)\((21, 1)\) …(連鎖12)
(2) (連鎖10)と(連鎖18)について
(連鎖2)より
\((1, 1)=\)\((2, 1)\)\(+(4, 1)+(13, 1)\)
\(\hspace{50px}=\)\((3, 1)\)\(+(4, 1)+\)\((7, 1)\)\(+(13, 1)\) …(連鎖10)
(連鎖4)より
\((1, 1)=(3, 1)+\)\((3, 1)\)\(+(7, 1)\)
\(\hspace{50px}=(3, 1)+\)\((4, 1)\)\(+(7, 1)+\)\((13, 1)\) …(連鎖18)
(3) (連鎖15)と(連鎖19)について
(連鎖3)より
\((1, 1)=\)\((2, 1)\)\(+(5, 1)+(8, 1)\)
\(\hspace{50px}=\)\((3, 1)\)\(+(5, 1)+\)\((7, 1)\)\(+(8, 1)\) …(連鎖15)
(連鎖4)より
\((1, 1)=\)\((3, 1)\)\(+(3, 1)+(7, 1)\)
\(\hspace{50px}=(3, 1)+\)\((5, 1)\)\(+(7, 1)+\)\((8, 1)\) …(連鎖19)
このように,全く異なるタイプから結果的に一致することがある。
(算出11) \((1, 1)=(2, 1)+(6, 1)+(7, 1)+(68, 1)\) の場合
3つ目から4つ目へ分岐するときの3つ目を \((n, 1)\) とすると
\((n, 1)=(n+x, 1)+(n+y, 1)\) \((1 \leqq x \leqq y)\)
に分かれることになる。
ただし \(n^2+1=xy\)
仮に,\(n+x=2\) とすると \(n=1, x=1\) 以外になく,\((1, 1)\) が3つ目であるのは不適である。
したがって \(n+x \gt 2\)
(1) \(n+x=6\) のとき
(i) \((n, 1)=(6, 1)+(7, 1)\) のとき
\(n+x=6, n+y=7\)
\(xy=n^2+1=(6-n)(7-n)\)
\(13n=41\)
\(n=\frac{41}{13}\) (不適)
(ii) \((n, 1)=(6, 1)+(68, 1)\) のとき
\(n+x=6, n+y=68\)
\(xy=n^2+1=(6-n)(68-n)\)
\(74n=407\)
\(n=\frac{407}{74}\) (不適)
(2) \(n+x=7\) のとき
\((n, 1)=(7, 1)+(68, 1)\) のとき
\(n+x=7, n+y=68\)
\(xy=n^2+1=(7-n)(68-n)\)
\(75n=475\)
\(n=\frac{19}{3}\) (不適)
つまり,2つに分かれる連鎖法では,
(算出11) \((1, 1)=(2, 1)+(6, 1)+(7, 1)+(68, 1)\) は表現できない。
同様に,
(算出17) \((1, 1)=(3, 1)+(4, 1)+(5, 1)+(47, 1)\) も表現できない。
したがって,実際に算出する場合と連鎖探索法による場合とでは,連鎖探索法が極めて速く導くことができる利点があるが,重複する場合がある。
また,2つに分かれる連鎖探索法では表現できない場合もある。
\(\tan\theta = \frac{1}{n}(n \geqq 1), \tan\theta_1 =\frac{1}{n+x}, \tan\theta_2 =\frac{1}{n+y}, \tan\theta_3=\frac{1}{n+z}\)
\((1 \leqq x \leqq y \leqq z)\) (\(n, x, y, z\) は整数) とする。
\(\theta=\theta_1+\theta_2+\theta_3\)
\(\tan\theta=\tan(\theta_1+\theta_2+\theta_3)=\frac{\tan\theta_1+\tan\theta_2+\tan\theta_3-\tan\theta_1\tan\theta_2\tan\theta_3}{1-(\tan\theta_1\tan\theta_2+\tan\theta_2\tan\theta_3+\tan\theta_3\tan\theta_1)}\)
\(\frac{1}{n}=\dfrac{\frac{1}{n+x}+\frac{1}{n+y}+\frac{1}{n+z}-\frac{1}{n+x}\cdot\frac{1}{n+y}\cdot\frac{1}{n+z}}{1-\{\frac{1}{(n+x)(n+y)}+\frac{1}{(n+y)(n+z)}+\frac{1}{(n+z)(n+x)}\}}\)
\(\frac{1}{n}=\frac{(n+y)(n+z)+(n+x)(n+z)+(n+y)(n+z)-1}{(n+x)(n+y)(n+z)-\{(n+z)+(n+y)+(n+x)\}}\)
\(2n^3+(x+y+z)n^2+2n=xyz-(x+y+z)\)
\(2n(n^2+1)+(x+y+z)(n^2+1)=xyz\)
\((n^2+1)\{2n+(x+y+z)\}=xyz\) …(※)
\((1, 1)=(2, 1)+(3, 1)\) において,\((2, 1)\) を3つに分解することを考える。
\(n=2\) のとき,(※)は \(5(4+x+y+z)=xyz\)
\(x=2, y=3, z=45\) は,(左辺)\(=270\),(右辺)\(=270\) となり解になっている。
このとき,\((2, 1)=(4, 1)+(5, 1)+(47, 1)\) に分解され,
(算出17) \((1, 1)=(3, 1)+(4, 1)+(5, 1)+(47, 1)\) は3つに分解される連鎖探索法で表現される。
同様に,\((3, 1)\) を3つに分解することを考える。
\(n=3\) のとき,(※)は \(10(6+x+y+z)=xyz\)
\(x=3, y=4, z=65\) は,(左辺)\(=780\),(右辺)\(=780\) となり解になっている。
このとき,\((3, 1)=(6, 1)+(7, 1)+(68, 1)\) に分解され
(算出11) \((1, 1)=(2, 1)+(6, 1)+(7, 1)+(68, 1)\) は3つに分解される連鎖探索法で表現される。
\((p, 1)+(q, 1)=(n, 1)\) とする。
\(p=n+x, q=n+y\) とすると \(xy=n^2+1\) より
\((p-n)(q-n)=n^2+1\)
\(n^2-(p+q)n+pq=n^2+1\)
\(n=\frac{pq-1}{p+q}\)
(例) \((3, 1)+(7, 1)=(n, 1)\)
\(n=\frac{3\cdot 7-1}{3+7}=\frac{20}{10}=2\)
つまり \((3, 1)+(7, 1)=(2, 1)\)
(例) \((5, 1)+(8, 1)=(n, 1)\)
\(n=\frac{5\cdot 8-1}{5+8}=\frac{39}{13}=3\)
つまり \((5, 1)+(8, 1)=(3, 1)\)
【まとめ】
\(n=\frac{pq-1}{p+q}\) より, 自然数 \(n\) が存在するとき, 和の合成ができる。
(第4回につづく)
【講師】
長崎大学 教育開発推進機構
アドミッションセンター教授
中川 幸久 先生

長崎大学教育学部数学科卒業後,長崎県内の高等学校で教諭,教頭,校長を歴任。長崎県教育委員会で人事管理監,高校課長,教育次長を経て退職。長崎県立図書館長を経て,2015 年より現職。地域貢献として,長崎県 NIE 推進協議会会長,長崎県明るい選挙推進協議会会長を歴任する。現在,長崎県数学教育会会長,九州数学教育会理事を務める。
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