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中学校

2023.03.01

【ICT教育のイマ】クロームブック活用術 実践⑱~Dマークコンテンツ/操作編(2年 データの比較①)~

相模原市立相武台中学校
加藤光顕先生

 

 今回は、2年で学習するデータの比較の実践で活用したDマークコンテンツの有効な方法をご紹介します。

【ICT教育のイマ】クロームブック活用術 実践⑱~Dマークコンテンツ/操作編(2年 データの比較①)01

Dマークコンテンツ「大縄跳びのデータを分析してみよう」はこちら

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①日常生活に数学を生かす教材を選ぶことで数学のよさを実感する機会とする

□単元:7章 データの比較  □内容:p.189 大縄跳びの並び方の分析  □学年:中学2年

 

 この内容は、実は1年でも取り扱った課題(参考:実践⑯)です。1年7章の「データの分析と活用」と2年7章の「データの比較」がつながっています。2年では新たに箱ひげ図を学ぶことで、データの考察を深めることができるのです。本稿ではDマークコンテンツ「大縄跳びのデータを分析してみよう」を使った実践を紹介します。このコンテンツはすでに用意されたデータを使って箱ひげ図を簡単に表示させることができます。1年からのつながりや発展を大切にするために次のような課題を扱いました。

課題 体育大会で、クラス対抗の大縄跳びが行われます。5分間に連続して跳んだ回数がもっとも多いクラスが優勝となります。体育大会に向けて、どのクラスも1回5分間の練習を、毎日4回から5回行い、跳んだ回数を記録しています。次の表は、練習を始めてから5日目までの記録をまとめたものです。

ひろとさんは、自分のクラスが優勝できるかどうかを考えるために、1組から4組までのデータの分布の様子を箱ひげ図に表してみました。

(1) 箱ひげ図から、優勝するのはどのクラスかを予想し、そう考えた理由を説明しなさい。
(2) 一方、はるかさんは、『日がたつにつれて、記録がどうなっているかも考えなければいけない。』と考えました。はるかさんの考えについて、データにもどって考え、必要があれば、(1)で予想したことを修正しなさい。また、その理由を説明しなさい。

 本校では、毎年体育大会で全学年クラス対抗の大縄跳びを開催していることもあり、1年から引き続き大縄跳びを題材としました。日常の生活に直結するため、生徒も意欲的に取り組むことができました。まさに日常生活に数学を生かす絶好の教材と言えるでしょう。

【ICT教育のイマ】クロームブック活用術 実践⑱~Dマークコンテンツ/操作編(2年 データの比較①)~04

生徒の解答例

  • 第2四分位数(中央値)が2組だけ左に寄っているので、跳んでいる回数が少ない傾向にあると思う。
  • 1組、3組、4組は、箱の位置はあまり変わらないが、3組の中央値が一番右に寄っている。
  • 3組の中央値がもっとも大きく、多く跳んでいる傾向にあると思うので、優勝候補は3組だと思う。

②まとめ

 

 箱ひげ図を見ると、箱や中央値の位置が一目瞭然なので、全体の傾向がわかりやすいと多くの生徒が実感しているようでした。しかし、箱ひげ図だけで結論を出していいものなのか、他に考えなくてはいけない要素はないのか、再度考える必要があると思います。実践㉒では、はるかさんの考えを新たな視点として考えさせた事例を紹介しています。ここでは、Dマークコンテンツのデータから折れ線グラフを作成させています。「新たな視点が加わることで考えや判断が変わることがある」ということを紹介したものです。折れ線グラフの作り方も載せてありますので、興味のある方は、実践㉒もご覧ください。

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