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中学校

2023.02.27

【ICT教育のイマ】クロームブック活用術 実践⑰~Meetおよび動画/共有編(1年生 空間図形)~

相模原市立相武台中学校
加藤光顕先生

 

 今回は、1年の空間図形において、「平面と直線、2つの直線の位置関係」「円柱、角柱、円錐、角錐の高さ」で活用したMeetおよび動画の有効な方法をご紹介します。

【ICT教育のイマ】クロームブック活用術 実践⑰~Meetおよび動画/共有編(1年生 空間図形)~01

①自作動画を共有しながら、空間図形の見え方を学ぶ

□単元:6章 空間図形  □内容:p.195~p.196 平面と直線、2つの直線の位置関係  □学年:中学1年

 2つの直線の位置関係において、平行、垂直、ねじれの意味を学んだ後は、実際の立体図形で2つの直線(辺)の位置関係を考えることになります。そのときに、見取図を見ただけではイメージできない生徒も少なくありません。そんなときは、クロームブックのカメラ機能を使って、手元を映しながら生徒と一緒に確認します。1人1台配付したクロームブックで、画面共有することで生徒は目の前で映像を見ることができるので、小さくて見えづらいということはありません。またその動画は録画して、記録をストリームにUPしておくことで授業中のみならず、家庭でも復習したいときに確認することができます。また実際のモデルをカメラで映すということは、奥行きが見え方によって変わることも体験的に生徒は理解します。これは、空間図形を平面で表す見取図が一意的ではないという理解にもつながります。動画にして、空間図形を動かす映像を見たことで、辺の長さの見え方が変化することに気づく生徒もいました。

 このような動画をクイズ形式のように作ることで、復習や最後に振り返る場面でも有効な教材としても使えるでしょう。

【ICT教育のイマ】クロームブック活用術 実践⑰~Meetおよび動画/共有編(1年生 空間図形)~02
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②自作動画を共有することで、円柱、角柱、円錐、角錐の高さの見え方を学ぶ

□単元:6章 空間図形  □内容:p.199 円柱、角柱、円錐、角錐の高さ  □学年:中学1年

 平面図形では、「高さは、底辺と垂直な線分」でしたが、空間図形では、辺ではなく、平面と垂直な線分を考えなくてはなりません。「平面と垂直とはどういうことなのか」を理解するために新たな動画を作りました。次の写真は、四角錐、四角柱、円錐、円柱の実物を正面と横から映した映像の場面です。

 四角錐を正面からみると、三角形です。その三角形の高さは、底辺に対して垂直です。しかし、横からみるとその線分は、斜めに傾いています。

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 つまり、底面の四角形の1辺とは垂直でも、他辺とは垂直になっていない。底面(平面)と垂直になるとは、他辺とも垂直にならなくてはならない。このことは、言葉や見取図で説明しても心から納得する生徒は少ないですが、動画で動かしながら確認することで、自然と理解させることができます。四角錐⇒四角柱⇒円錐⇒円柱と確認していき、高さはどこにあるのかそれぞれ聞いていきます。

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 そうすると、四角柱と円柱の高さは側面上にあるけれど、四角錐と円錐の高さは側面上ではなく、図形内にあることに気づきます。このことが後々体積を求めるときや応用問題において、気づきにつながるかもしれません。

③まとめ

 いまや動画教材は、インターネットでたくさん掲載されていますが、「もう少しこうしたほうがわかりやすいな」「このような動画があるといいな」と思うことも多々あります。実際に授業をしていて生徒の様子を観察しているので、つまずく部分はよくわかります。だからこそ、Meetで画面を共有して、小さな実物も大きく見せることで、即時的にデジタルコンテンツにしてしまうことができるのです。それを記録していけば、いつでもどこでも使用することができます。事前の準備は、まったく必要ありません。非常に合理的な方法だと考えています。

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