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小学校
2022.04.07
【ICT教育のイマ】2年 かけ算(チョコレート)
荒川区立第一日暮里小学校
高井和恵先生
1 問題把握
「少し食べちゃったんだけど、この箱の中のチョコレートはいくつあるかなあ」と話しながら、問題を電子黒板に提示しました。
子供たちからは「全部入っていればかけ算でもとめられたのに」などのつぶやきが。
「あ、でもかけ算を2回使えば求められると思う」と伝えて、同じ数のまとまりを作ればかけ算が使えるという見通しを持たせました。
2 自力解決
Dマークコンテンツを起動して自力解決。チョコレートが動くことがわかり、全部箱から出してしまう子も。「箱から出さなくてもできるかなあ」と声をかけ、まとまりを作る工夫を促しました。
子供たちは「いろいろできそう」と意欲的に取り組み始めます。自分の考えをノートに写し、スクリーンショットも撮ります。
3 集団解決
友だちの考えが気になる子もいたので、少しペアで考えを見せ合う時間をとりました。
先生機からは、子供たちの考えが一覧で見られるので指名して発表させました。3×3と6×3という2つのかけ算の式で表した考え、3×8という1つのかけ算の式で表した考えが発表されました。
次に、チョコレートを移動して6×4という式が発表されました。「なるほど」というつぶやきが聞こえました。
発表中はタブレットを触らない約束になっていますが、思わず手元のタブレットでチョコレートを移動して確かめる子もいました。
「同じ6×4だけど、まとまりの作り方が違う」「4×6でもできる」など、いろいろな気づきが出ました。ただ、全体から6をひいた考えは出ませんでした。
4 まとめと振り返り、次時の見通し
どんなことがわかったか聞いてみました。
「どれもかけ算を使って求められました」
「同じ数のまとまりを作ればかけ算が使えます」などの発言がありました。
そのあとの振り返りでは
「いろいろな考えがあってびっくり」
「まとまりを作って、かけ算でいろいろなものを数えたい」と書いていました。
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