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中学校

2022.03.31

【ICT教育のイマ】クロームブック活用術 実践⑤ ~Dマークコンテンツ/アニメーション編~

相模原市立相武台中学校
教諭 加藤光顕先生

 今回は、Dマークコンテンツを活用した生徒の学び方(理解支援)で有効な方法をご紹介します。

【ICT教育のイマ】クロームブック活用術実践⑤01

①なぜ比例のグラフが直線になるのかのイメージを大切にする。

□単元:4章 比例と反比例  □内容:教科書p.128比例のグラフ  □学年:中学1年生

 比例のグラフを確認するうえで、座標の点からグラフが成り立つことを理解することは、非常に大切です。教員が言葉で説明するだけでは、生徒は「そんなものか」と暗記することで終えてしまいます。生徒にしっかりイメージさせるためには、xの値を整数だけでなく、小数にして、できる限り細かくした点をプロットさせることが必要です。これにより、本来のグラフの成り立ち方を感覚的に学ぶことができ、グラフ理解を深めます。しかし、実際に生徒に手計算で行わせることは大変です。xの値を細かくすればするほど、計算や点の打ち方に時間がかかり、本来の目的であるはずのグラフ理解に到達するまでに大幅な労力と時間がかかってしまうでしょう。

 ここで有効なのが、Dマークコンテンツです。このコンテンツを活用することで、「なぜグラフが直線になるのか」「点の集まりが直線になる」ということを、アニメーションで簡単に表すことができるのです。生徒に計算の必要はなく、点が増えていく様子が目に見える形で表れていき、グラフの成り立ちを容易に理解できます。

【ICT教育のイマ】クロームブック活用術実践⑤02
【ICT教育のイマ】クロームブック活用術実践⑤04
【ICT教育のイマ】クロームブック活用術実践⑤06
【ICT教育のイマ】クロームブック活用術実践⑤03
【ICT教育のイマ】クロームブック活用術実践⑤05
【ICT教育のイマ】クロームブック活用術実践⑤07

□単元:4章 比例と反比例  □内容:教科書p.138反比例のグラフ  □学年:中学1年生

 反比例のグラフでも、Dマークコンテンツを使うことで比例と同様に確認することができます。「なぜ、反比例のグラフは直線ではなく曲線になるのか」ということを理解するのは容易ではなく、最初は、比例のときのように直線で点を結ぼうとする生徒も多いです。折れ線グラフのように考える生徒もいます。しかし、アニメーションを見せることで、点の集まりが曲線になることを理解します。

【ICT教育のイマ】クロームブック活用術実践⑤08
【ICT教育のイマ】クロームブック活用術実践⑤10
【ICT教育のイマ】クロームブック活用術実践⑤09
【ICT教育のイマ】クロームブック活用術実践⑤11
【ICT教育のイマ】クロームブック活用術実践⑤12

②まとめ

 今回は、Dマークコンテンツを活用した生徒の学び方(理解支援)で有効な方法を紹介しました。全国学力・学習状況調査の関数領域は、生徒の正答率が低く、毎年課題になっています。イメージをしっかりともたせ、グラフを深く理解させることが、内容定着の近道となるはずです。特に比例のグラフは、2年生の1次関数の基礎にもなります。ここで苦手意識をもたせないためにも、ぜひ、Dマークコンテンツを活用してみてください。

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