今日の授業のひと工夫(小中学校)
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- 【2年⑤】まとまりを意識して数える
本単元では、1000までの数について、十進位取り記数法による数の表し方を学習します。
1年では120程度までの数を数える際に10のまとまりをつくることを学習していますが、本単元でも10のまとまりをつくり、さらに10のまとまりを10こ集めて100のまとまりをつくることをだいじにしていきます。まとまりを意識することで、100のまとまりの数が百の位の数、10のまとまりの数が十の位の数、ばらの数が一の位の数、のように十進位取り記数法の原理を理解することにつながっていきます。
教科書p.50のクリップの写真は、1年の既習内容を想起しやすいよう、10のまとまりをとらえやすく配置しています。この紙面をそのまま導入素材として使ってもよいですが、学級の実態によっては次のような活動も効果的かもしれません。
- ばらばらの状態のクリップの写真(10のまとまりが分かりにくい)を提示して、数を数えさせる(教科書p.50のデジタルコンテンツを活用してもよい)
- 235個の実物のクリップを何組か準備し、個人や班ごとに数えさせる
- 実際にクリップつかみゲームを行い、各自がつかんだクリップの数を導入で扱う
いずれの活動の場合も、10と100のまとまりを意識しながら数えることをだいじにしたいですね。
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