今日の授業のひと工夫(小中学校)
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- 【5年④】小数でも面積や体積の公式が使える?
5上p.48では、長方形や直方体の辺の長さが小数の場合も、面積や体積の求積公式が使えることを学習します。子どもたちは「公式なので小数でも成り立つ」と考えているでしょう。しかし、本当に成り立つかどうかを調べて説明することが算数の学習では大切です。
ここでは、
- 辺の長さを単位換算によって整数で表し、公式を使って求積する
- 小数のままで公式を使って求積する
- この2つの答えが等しければ、小数の場合も面積や体積の求積公式が使える
という流れで学習を進めていきます。
5上p.48の❹では、❶~❸で調べて説明した方法と同じように考えて、自力で解決し、演繹的な考え方のよさを実感させるようにしたいですね。
また、6年第3単元「分数のかけ算」では、辺の長さが分数で表されているときへの拡張を行い、小数のときと同じように考えるので、演繹的に考えることの大切さをしっかりと意識しながら学習させるようにしましょう。
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