今日の授業のひと工夫(小中学校)
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- 【5年③】比例の導入
5上p.32の比例の単元プロローグでは、①、②、③の具体的な場面について、「1つの数量が増えると、それに伴ってもう1つの数量はどのように変わるか」という視点で話し合います。話し合いを通して、「表を使って数量の関係を調べる」という、単元を学習する目的を共有することを意図しています。
4年「変わり方調べ」では、表を使って関係を調べる学習をしてきています。その学習を想起させるとともに、①や②の活動を通して「表を使って関係を調べ、表を使うことのよさを改めて価値づける」ことで、③でも「表を使って関係を調べてみようという態度を引き出すこと」が大切です。
また、本単元で育成する資質・能力である、「伴って変わる2つの数量を見いだして、それらの関係に着目し、表を用いて変化や対応の特徴を考察する力」は、6年の比例・反比例、中学の関数へとつながっていく大切なものです。こうした考察の方法を踏まえながら問題解決できるように学習指導を進めていきましょう。
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