今日の授業のひと工夫(小中学校)
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- 【3年4章】パラボラアンテナ
3年4章p.106では、日常生活にある放物線の例として、パラボラアンテナを紹介しています。
教科書に掲載しているパラボラアンテナは、長野県佐久市にある国立天文台野辺山観測所に設置されている直径45mの電波望遠鏡です。これらを通称パラボラアンテナとよんでいます。パラボラアンテナのパラボラ (palabora) は放物線を意味しています。パラボラアンテナの曲面は、放物線を対称の軸のまわりに回転させてできる放物面になっています。
この放物面の軸に平行に飛んできた電波が放物面に反射すると、焦点という軸上の定点に集まる性質を利用したものがパラボラアンテナです。
関数\(y=ax^2\)のグラフで学ぶ放物線は、身近なところに潜んでいるので、パラボラアンテナ以外にも放物線を探してみるとおもしろいかもしれませんね。
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