今日の授業のひと工夫(小中学校)
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- 【2年4章】説明のしくみ
2年4章p.96 1節「説明のしくみ」の導入では、多角形の角の和を求める方法を考えます。多角形の内角の和や外角の和についての性質を学ぶだけでなく、何を根拠にして説明しているのかを明らかにすることや、あることがらを認め、それを用いて新しい性質を導く方法を意識化することに重点を置いているという意図がタイトルには込められています。
「対頂角の性質」や「平行線と角」については、すでに小学校で学んでいます。「三角形の内角の和が180°であること」も知っています。これらの知識を用いて、考えを説明していくことを大切にしたいところです。説明や証明というと、「実験したり、実際に測ったりして調べたことだから、正しいかどうかはわからない」、「証明するまではそのことを使ってはいけない」となるかもしれませんが、ここでは、まずは既知の内容から、説明を進めていくことを大切にしたいですね。
また、次のことを意識して指導したいところです。
そして、小学校で実験や実際に測って認めてきた「三角形の内角の和が 180°である」ことを、より単純な性質から導こうという課題意識を持たせ、次の「対頂角」、「平行線と角」につなげていきたいですね。
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