今日の授業のひと工夫(小中学校)
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- 【3年8章】母集団の平均値を、標本調査によって推定…
「新編 新しい数学」3年8章p.217では、ミニトマトの糖度に関する模擬データを使用し、標本調査の実験を行います。また、標本の平均値の分布を箱ひげ図に表し、標本の大きさによってどのような違いがあるのかを考えていきます。

実験に際しては、次のようなQRコンテンツを用意しています。標本の大きさを「5」「10」「50」の3種類から選択できるので、糖度の平均値だけでなく、標本の大きさを変えたとき、そのばらつきがどうなるのかについても調べることができるようにしています。
QRコンテンツを使って実験をした結果はコピーすることができます。p.218のQRコンテンツに貼りつけることで、簡単に箱ひげ図を作ることができます。ぜひ、ご活用ください。

実験の結果から標本の大きさを大きくすれば、データの数が母集団に近づくため、標本平均のばらつきは小さくなり、母平均に近づくことがわかります。しかし、精度が上がるからといって、多くの標本を取り出せばよい、ということではありません。
p.219の吹き出しを用いて、標本調査の意義や必要性にもう一度立ち返り、なるべく少ない労力で、なるべく信頼できる値を推定したいという目的のもとで、標本の大きさを適切に決める必要があることに気づかせるようにしましょう。

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