教科書紙面はこちら
今回紹介する板書例は、新しい数学2 p.118の「根拠となることがらを明らかにして、図形の性質を証明してみよう」です。前時まででは、「三角形の合同条件」、「ことがらの仮定と結論の意味」について学習しています。ここでは、根拠となることがらを明らかにして証明することを学びます。
![板書例](https://mathconnect.tokyo-shoseki.co.jp/wp-content/uploads/2021/11/bansyo_c2-118_20211112.png)
ポイント
- 最初は図の条件を示し、生徒それぞれに図をかかせ、どの図においてもED=ECとなることを確認する。
- 仮定からいえることを根拠とともに確認する。そのときに、図から直感的に等しいと判断したことがらを取り上げ、それには根拠がないことを確認する。
- 「示すこと」と「その根拠」をもとに証明の記述を例示する。本時に、ことさら証明の書き方を強調する必要はなく、2年生の図形指導を通して段階的に書けるようにしていく。
- 証明を振り返る活動を通して、条件を満たす別の図について改めて証明する必要があるかどうかを考えさせ、証明のよさを確認する。
板書の執筆 筑波大学附属中学校 四之宮暢彦先生
その他のコンテンツ