今週の算数・数学フォト
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- クジャクみたいな噴水?
うーん。これはなんとも、本当に……きれいな、きれいな噴水だね。
ますりんです。ここは岡山駅。岡山といえば、もちろん桃太郎だね。駅前には有名な桃太郎の像もあるんだけど、しほさんはさっそく、隣の噴水の方に夢中になってしまったよ。これは1975年に、山陽新幹線の全線開通を記念して設置された噴水なんだ。高さは5m。水を出すノズルは、531本もあるよ。
まん丸の、この形……タンポポの綿毛みたい。なんだか、ネギ坊主にも似ているね。
うふふふふ、本当だ! 確かに、タンポポの綿毛みたいだね。そしてネギ坊主なんて、しほさん、よく知っているなぁ。この噴水の正式な名前は「ふれあいの泉」だけど、この辺りでは「ピーコック噴水」と呼ばれているんだよ。
ピーコック?
クジャクだよ。羽を丸く広げる、大きくて美しい鳥だ。
なるほど。確かにクジャクの羽は、丸いけど。でもますりん、よく考えると、この噴水の形とはやっぱり違うような気がする。
あれ、そうかな。どう違うんだろう?
うーん。写真に撮れば、どっちも丸なんだけど……。クジャクが広げた羽は、横から見ると薄っぺらいでしょう? あ、そうだ。いい言い方を思いついたよ。ピーコック噴水は「球」だけど、クジャクの羽は「円」に近いんじゃないかな!
なるほど。素晴らしい視点だよ、しほさん。円は平面だけど、球は立体。この違いだね。
このピーコック噴水は、どこから見ても丸いもんね! あれ? しかもこの噴水、自分で模型を作ることもできるかもしれない。例えばこう、発泡スチロールの球を芯にして。つまようじを、たくさんたくさん刺していったらどうかな……?
いいアイディア! さすが、なんでも作りたくなる、しほさんだ。発泡スチロールは球の中心で、つまようじの長さが球の半径になるね。
*つまようじの模型制作:大野寛武先生
*ふれあいの泉/岡山県岡山市、JR岡山駅東口駅前広場。設計は、現代芸術研究所(主宰:岡本太郎)。駅前広場への路面電車乗り入れ計画に伴って撤去される予定があり、話題となっている。
〒700-0024 岡山県岡山市北区駅元町
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