今週の算数・数学フォト
- TOP
- 今週の算数・数学フォト
- おしゃれな虹色恐竜
あみです。福井県勝山市の「福井県立恐竜博物館」の前にいます。大きい恐竜!色も形もスッキリしていて、めちゃくちゃ、おしゃれです♡
「レインボーサウルス」だよ。名前もおしゃれだね。ここで2000年に開催された博覧会のシンボルだから、もう20年以上も大切に愛されているんだ。デザインは、イタリアのアレッサンドロ・メンディーニさん。高さは16mもあるよ。
よく見ると、三角形のタイルがたくさん組み合わさってできているんだね。正三角形に見えるもの、二等辺三角形に見えるもの……直角三角形に見えるものもある。もしかして、全身が三角形なのかな?
そう!三角形の組み合わせなんだ。あみさん、よく気づいたね! 三角形を組み合わせるといろいろな立体を作ることができるんだよ。
ちなみにCGの世界では、なめらかな立体を三角形や四角形に分割して表す、「ポリゴンメッシュ」という技術が使われているんだよ。
そうなんだ!三角形にはいろいろな種類があるけれど、それを組み合わせると、こんなにすごい形がつくれちゃうんだね。そういえば、福井県はどうして恐竜で有名なの?
ここ勝山にある白亜紀の地層から、新種の恐竜の化石が次々に発見されたからなんだ。これまでに6種が確認されていて、国の天然記念物に指定されているよ。ちなみに白亜紀というのは、約1億4550万年前から、約6600万年前までの時代だ。
今は、21世紀。つまり「紀元」から約2000年経ったところだよね。6600万年前なんて、そんな昔に生きていた恐竜が、最新の技術で、あんなにかっこいいモニュメントに……? うーん。いろいろとすごすぎて、なんだか頭がクラクラしてきたよ〜。
クラクラしちゃうよね。じゃあ、倒れないように気をつけながら、いよいよ博物館に行ってみよう。はるか昔の実物の全身骨格が10体、レプリカの化石が34体、どーんと待っているよ!
*福井県立恐竜博物館/福井県勝山市。レインボーサウルスは、この博物館のある「かつやま恐竜の森」で2000年に開催された「恐竜エキスポふくい2000」のシンボルモニュメント。
〒911-0023 福井県勝山市村岡町
その他のコンテンツ