今週の算数・数学フォト
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- スキージャンプの角度
りくです。北海道の大倉山ジャンプ台です。今はきれいな緑だけど、冬には真っ白なジャンプ台になるんだよね。そういえば、テレビで見た北京オリンピックのスキージャンプはすごかったな。台をすべり降りながらどんどんスピードをつけて、空へ向かってジャーンプ!
それがね、りくさん。高く飛んでいくように見えるスキージャンプだけど、実は下に向かって飛び出しているんだ。上に向かって飛び出すと、宙返りしてしまうんだって。
ええっ、そうなんだ。どのくらいの角度なんだろう。分度器を使えば測れるかな。でもジャンプ台の角度を測るのは難しそう……。
実際に見てみようか。すぐそこの札幌オリンピックミュージアムに、ジャンプ台の角度を測る道具が展示されているんだ。
あっ、まさに三角定規だね。しかも、糸でおもりがぶら下がってる。そういえば算数の授業で、こんなふうにおもりをつけた道具を使って、傾いているところの角度を測ったことがあるよ!
そうそう、同じ仕組みだね。これは、1949年の第4回国民体育大会で、ジャンプの踏切台の角度を測った測定器なんだって。
すごいな! ええと……70年以上も昔じゃないか。
そうだね。このジャンプ台は1931年に完成したというから、90年の歴史があるんだね。登ることもできるよ。さあ、行ってみよう!
*大倉山ジャンプ競技場・札幌オリンピックミュージアム/札幌市中央区
〒064-0958 北海道札幌市中央区
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