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中学校

2023.10.17

【ICT教育のイマ】クロームブック活用術 実践㉙ ~デジタル教科書/操作編(3年 相似な図形①)~

相模原市立相武台中学校
加藤光顕先生

 今回は、3年で学習する相似な図形の実践で活用したデジタル教科書の有効な方法をご紹介します。

【ICT教育のイマ】クロームブック活用術 実践㉙ ~デジタル教科書/操作編(3年 相似な図形①)~01

①初めが肝心! 納得できる定義の理解が次の理解へつながる

□単元:5章 相似な図形  □内容:p.130 相似な図形の性質  □学年:中学3年

 教科書p.130は、相似な図形の性質を確認しています。簡単にいうと、「合同は形も大きさも同じだが、相似は形が同じで大きさが異なる」ということです。このことを説明する際、今までは画用紙で作った図形を用いながら黒板で確認してきました。実際に画用紙の図形を使うことで、辺の長さを比べたり角を合わせて大きさが等しいことを示したりして、形が同じになることや、拡大や縮小についても可視化して理解させることができます。
 デジタル教科書になったことで、そのような確認が、シミュレーションを使って行うことができるようになりました。

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 この確認を行うことで、「角度が同じになること、それぞれの辺がすべて2倍になること」について、多くの生徒が納得することができます。このことが、次の問1や問2の課題、さらに相似比や相似な図形の性質のまとめへとつながっていきます。

□単元:5章 相似な図形  □内容:p.132~p.133 相似な図形のかき方  □学年:中学3年

 相似な図形の性質を確認した後は、相似の位置にある2つの図形のかき方を確認します。今までは、生徒にかき方と図形の特徴を簡単に伝え、基本的な問題を解かせる程度で済ませていました。しかし、点をいろいろな位置に変えると悩んでしまう生徒がいることを知り、相似な図形の性質をより深く理解するためには、このような問題にもっとたくさん取り組んでもらう必要があると痛感しました。
 教科書p.132の「考えてみよう」は、シミュレーションを使うことで、相似の中心Oが、△ABCの内部にある場合、頂点Bにある場合、外部にある場合のそれぞれを、確認することができます。また、問5と問6にも同様のシミュレーションがあるので、生徒にとって見やすくわかりやすい解答を可視化して解説することができます。数式は式を示せば伝わりますが、図形はどうしても図をかいて説明する必要があります。その際に、このようなシミュレーションで示せるデジタル教科書は、授業者には本当にありがたいツールと言えるでしょう。
 問6については、点Oを四角形の外部に取る生徒もいます。そのような場合も別解として確認することができるので、いろいろな考え方を共有しながら、理解を深める機会をつくることができます。

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