今日の授業のひと工夫(小中学校)
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- 【1年】色板を使って楽しさを感じながら乗法の素地づ…
今回は1年②p.111の「ビルをつくろう」という特設ページの学習についてご紹介します。
ここでは、数の乗法的な構成を考え、理解することを通して、乗法の素地づくりをすることをねらいとしています。第1学年の児童にとって、数の構成のみで乗法的な構成を理解することは困難であるため、色板を並べて提示するなど、具体に即して理解を図ることが肝要です。

12枚の色板を並べる際には、3つの約束を意識させましょう。特に、約束の
にあるように、色板12枚をすべて用いるということ、すなわち、どのビルも形に関係なく12部屋あることは変わらないことをきちんとおさえることが大切です。その上で6通りのビルの形に着目させ、例えば、「3部屋4階建てで12部屋のビル」は「3のまとまりが4つ分で12」ととらえさせます。こうして、12はいろいろな見方ができることをおさえるようにします。
まとまりを意識することで、\(3+3+3+3=12\)のように式を考えさせることができます。\(4+4+4=12\)、\(6+6=12\)など、同じ枚数の色板を使っていろいろな形のビルをつくることを通して、12の乗法的構成を理解させます。
なお、上記で示した6通りのビルの形には、1階に12部屋ある1階建てのビルや、1階に1部屋あって12階建てのビルが含まれます。このようなビルは現実的ではないため、そのような並べ方をする児童は少ないことが想定されます。実際のビルとしてはなくても、「\(12×1\)」「\(1×12\)」という考えにつながるので、児童から出てこない場合には、教師が提示するなどして気づかせるようにしましょう。
p.111には、色板を動かして並べることができるデジタルコンテンツと、色板の数を自由に増やして並べることができるデジタルコンテンツをご用意しています。実態に応じてご活用ください。
デジタルコンテンツは、教科書の紙面の上部にある二次元コードを読み取るとアクセスすることができます。ぜひ一度アクセスしてみてください。


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