今日の授業のひと工夫（小中学校）

この4月から、新しい教科書の使用が始まりますね！
そこで今月は、東京書籍の「新編　新しい数学　～MATH CONNECT　数学のつながり～」のオススメポイントをひと足先にご紹介します。新学期からの「ひと工夫」にぜひお役立てください！

▶なるほど！教科書活用術

　① 導入・活動編
　② 本文編
　③ 深い学びのページ編

▶イチオシ！指導書活用術

　① 指導書ラインナップ編
　② 指導書コンテンツライブラリー編
　③ 翻訳用サイト・フォーム形式のテスト編

今回は、「深い学びのページ」のご紹介です。

「深い学びのページ」とは、習得した知識・技能を活用して、問題解決をするページです。問題発見・解決の過程を重視しているので、生徒が自ら考え、対話を通して深める授業を展開することができます。
いくつか特長をみてみましょう！

1. 問題発見・解決の5つのプロセス

深い学びのページの学習は、次のプロセスに沿って進みます。このページだけでなく、普段の活動から問題発見・解決の過程を意識しながら学習を進められるよう、教科書の側注に5つのプロセスを示しています。

2. 始まりは右ページから

深い学びのページは2ページ構成ですが、あえて見開きではなく、右側のページから始まるようにしています。これにより、先の展開が見えず、生徒が自分で考えることを促すことができます。

3. イラストで振り返る「大切にしたい見方・考え方」

ページの最後では、問題解決のなかで働かせた「数学的な見方・考え方」を、イラストとともにまとめています。学習の最後に数学的な見方・考え方を振り返って顕在化させることで、次の問題解決でも生かせるようにすることをねらいとしています。教科書のキャラクター、ルーローさんが、航海をしたり陶芸をしたり…普段とは違うルーローさんの姿も必見です！

こちらの記事では、「深い学びのページ」の活用術をご紹介しています。ぜひご覧ください！

>>【#3】主体的に学習に取り組む態度の評価のひみつ

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• この記事の紙面は、令和7年度から使用開始する「新編　新しい数学」の紙面です。令和6年度以前に使用されている教科書とは内容が異なります。
• この資料は、令和7年度中学校教科書の内容解説資料として、一般社団法人教科書協会「教科書発行者行動規範」に則っております。