今日の授業のひと工夫(小中学校)

小学校

2025.02.03

【4年⑬】
小数のわり算の、あまりの大きさを考える

4下p.89では、小数のわり算のあまりの大きさについて考えます。

【4年⑬】小数のわり算の、あまりの大きさを考える01
▲新しい算数4下 p.89

児童からは、あまりを「17」とする考えと、「1.7」とする考えが出るでしょう。ここで大事なのは、筆算の中の数の意味を考えさせることです。ここでは、0.1を単位として計算しているので、筆算の「17」は、「0.1が17こあること」を表していることをおさえましょう。

小数のわり算の学習は本時が5時間目になりますが、これまでも筆算の中の数の意味を繰り返し確認してきています。

【4年⑬】小数のわり算の、あまりの大きさを考える02
▲新しい算数4下 p.86(わり算 第2時)
【4年⑬】小数のわり算の、あまりの大きさを考える03
▲新しい算数4下 p.87(わり算 第3時)
【4年⑬】小数のわり算の、あまりの大きさを考える04
▲新しい算数4下 p.88(わり算 第4時)

「小数のわり算のあまりの小数点は、わられる数の小数点にそろえる」と形式的に指導するのではなく、あまりの大きさを考えることでこれまでの学習を振り返り、小数のわり算の筆算についての理解をいっそう深めたいですね。

その他のコンテンツ