今日の授業のひと工夫(小中学校)

小学校

2025.02.03

【4年⑬】
1とみたとき○○にあたる

「新しい算数」4下p.92~94では、小数倍について学習します。そして、例えば1.5倍について「基準量を1とみたとき、比較量が1.5にあたる」という解釈をします。解釈自体の難しさや耳慣れない言い回しから、とても大切な内容であるにも関わらず、苦手に感じる児童もいるのではないかと思います。

そんなときも、数直線の図を活用して1つずつていねいに取り扱うことが大切です。
「80mを1とみたとき」では、数直線の図における80と1の対応を、「120mは1.5にあたる」では、数直線の図における120と1.5の対応、ならびに80、1との比較を1つずつていねいに扱いましょう。
また、1.5倍を解釈する際には、1倍の目盛りに加え、2倍の目盛りにも注目させたいところです。このことにより、1倍と2倍の間にあたる大きさ、というイメージをもちやすくなるのではないでしょうか。

【4年⑬】1とみたとき〇〇にあたる01
【4年⑬】1とみたとき〇〇にあたる02

▲新しい算数4下 p.92~93

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