
今日の授業のひと工夫(小中学校)
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- 【2年⑯】2つに分けた1つ分の大きさは?

2年第16単元では、はじめて分数の学習をします。日本では、日常生活で分数を使うことが少ないので、子どもたちにとって分数は理解が難しい内容です。しかし、折り紙を半分に折ったり、ピザを4等分に分けたりと、実は分数の素地となる経験は、2年生もたくさんしてきています。教科書では、この経験も想起させながら、操作を通して分数の意味を理解させていきます。
\(\dfrac{1}{2}\) では、まず正方形の紙を使って
- ①もとの大きさの半分の大きさを作る
- ②半分の紙2つを重ねて、同じ大きさになっていることを確かめる
- ③\(\dfrac{1}{2}\) を定義する
- ④\(\dfrac{1}{2}\) を2つ集めると、もとの大きさになることを確かめる
という展開にしています。
このことを、ほかの形の紙でも確かめたり、\(\dfrac{1}{4}\) や \(\dfrac{1}{8}\) でも確かめたりすることで、分数の意味をしっかりと理解させていきます。


▲新しい算数2下p.81~82
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