今日の授業のひと工夫(小中学校)
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- 【3年⑰】計算の前の見積もりで、誤答を減らす
3下p.67では、\(12×23\)の計算の仕方を考えていきます。
児童は前時までに、\(12×20\)のような、乗数が何十のかけ算を学習しています。それを踏まえて、\(12×23\)の乗数の\(23\)を\(20\)と\(3\)に分けて、\(12×20\)と\(12×3\)という既習の計算に帰着させることが指導のポイントですね。
今回は答えの見積もりについても、注目してみたいと思います。
教科書では、立式した後にますりんが「だいたいいくらかな。」と問い、答えの見積もりをすることを示唆しています。ここでは、簡単な数に置き換えて「\(12×20=240\)だから、答えは240円より少し高くなる」のように考えさせたいですね。答え276円を求めた後には、見積もりと答えとの相違がないかを確認させましょう。
単元末の「たしかめよう」でも取り上げていますが、計算の前に答えの見積もりをすることで、計算結果が大きく間違ってしまったときに、誤りに気づくことができます。誤答を減らすためにも、答えの見積もりをすることを習慣づけたいですね。
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