今日の授業のひと工夫（小中学校）

「広い」「せまい」という言葉は1年生も日常的に使っていますが、子どもは直観的に漠然とした大きさとして面積をとらえていると思います。面積は、子どもにとってはややとらえにくい量ですが、これまでに学習した長さとかさでの比較方法を想起しながら、面積の比較方法を考えさせることが大切です。授業では、「長さ」「かさ」「広さ」という異なる量が、どれも任意単位の何こ分かで表せる、ということをおさえたいですね。この理解が、2年以降で学習する普遍単位による測定につながっていきます。

▲あたらしいさんすう1② p.31、58、107