今日の授業のひと工夫(小中学校)
- TOP
- 今日の授業のひと工夫(小中学校)
- 【3年⑧】問題場面とあまりに注目し、場面に合った答…
3上p.89では、あまりのあるわり算の問題で、あまりの処理の仕方について考えます。
\(\boxed{\ 1\ }\) では、式を書いた後のあみの吹き出しをきっかけに、「計算の答えは5あまり3だけど、答えは5箱でいいのかな。」と投げかけましょう。教科書のこうた、みさきのように2つの考えを引き出し、問題の答えをどのように考えればよいかを話し合わせます。問題場面に立ち返ると、「全部のケーキを箱に入れる」場面なので、5箱に加えて、もう1箱必要であることを確認します。
計算の答え(商)と問題の答えが違うことにとまどう児童がいる場合には、下のような図を示して、5箱ではケーキが3個余ってしまうことをおさえましょう。
\(\boxed{\ 2\ }\) では、計算の答え(商)が問題の答えと同じになる問題場面を扱っています。\(\boxed{\ 1\ }\) のような、あまりの処理が必要な問題は、様々な学力調査で正答率が低い傾向にあります。1時間で、商\(+1\) を答えとする問題場面(\(\boxed{\ 1\ }\) )と、商をそのまま答えとする問題場面(\(\boxed{\ 2\ }\) )に取り組むことで、その違いを比較しながら、問題場面とあまりに注目し、場面に合った答えを考えるという見方・考え方を価値づけましょう。
その他のコンテンツ