今日の授業のひと工夫(小中学校)

小学校

2024.08.13

【6年⑧】
円を含む複合図形の面積の求め方 ~デジタルコンテンツの活用~

今回は2学期の授業で活用できるデジタルコンテンツをご紹介します。

6年p.127では、円を含む複合図形の面積の求め方を考えます。
こうたさんの考えにあるように、面積の求め方がわかる3つの図形を基に、求め方を考えていきます。

【6年⑧】円を含む複合図形の面積の求め方 ~デジタルコンテンツの活用~01
▲新しい算数6 p.127

この時、デジタルコンテンツを活用することも考えられます。デジタルコンテンツでは、児童が3つの図形を、組み合わせたり切ったりすることが容易にできるので、求め方を考える際に効果的です。
p.127のはるとさんの考え方を例にみていきます。まず、円の \(\dfrac{1}{4}\) の図形を使います。

【6年⑧】円を含む複合図形の面積の求め方 ~デジタルコンテンツの活用~02
▲デジタルコンテンツ

三角形の面積が求められるので、デジタルコンテンツの「切る」機能を使って、三角形を切り離します。

切り離した図形の2個分の面積を求めればよいことがわかります。

【6年⑧】円を含む複合図形の面積の求め方 ~デジタルコンテンツの活用~03
▲デジタルコンテンツ

このように、図形のどの部分が求められるかを、実際に児童が操作をしながら確認することができます。
加えて、1つの考え方ができたら、スクリーンショットなどを撮り、別の求め方を考えるという使い方も可能です。
これまでの学習を生かして、面積の求め方が分かる図形に注目して考えさせたいですね。
デジタルコンテンツは、教科書の紙面の下部にある二次元コードを読み取るとアクセスすることができます。ぜひ一度アクセスしてみてください。

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