今日の授業のひと工夫(小中学校)

小学校

2024.08.13

【6年⑧】
円の面積を求める公式をつくる ~デジタルコンテンツの活用~

今回は2学期の授業でおすすめのデジタルコンテンツを紹介します。
p.124では、円の面積を求める公式について考えます。
円の面積を導き出す方法はいろいろありますが、ここでは、円を合同なおうぎ形に細かく等分して、それを並べ替えていく方法を考えていきます。

【6年⑧】円の面積を求める公式をつくる ~デジタルコンテンツの活用~01
【6年⑧】円の面積を求める公式をつくる ~デジタルコンテンツの活用~02

▲新しい算数6年 p.124~125

等分の仕方をどんどん細かくしていくと、平行四辺形がだんだん長方形に近づいていきます。そして、この長方形の縦は円の半径にあたり、横は円周の半分にあたることをとらえさせ、長方形の面積を求める式と円の面積を求める式を対比させて式を変形していき、円の面積を求める公式を導き出していきます。
この時、次のような点が児童にとって理解しにくい場合があります。

  1. ①並べ替えた図形が長方形になることがとらえられない。
  2. ②長方形の縦と横の長さが、円のどこにあたるかが分からない。

①、②のことを解消する手だてとして、デジタルコンテンツの活用が考えられます。デジタルコンテンツで長方形に近づいていく様子を見せることで、視覚的に理解させることが期待できます。さらに、「もどる」ボタンがあるので、並べ替えた形の縦と横が、もとの円のどの部分の長さにあたるのかを簡単に確認することもできます。
デジタルコンテンツは、教科書の紙面の下部にある二次元コードを読み取るとアクセスすることができます。ぜひ一度アクセスしてみてください。

【6年⑧】円の面積を求める公式をつくる ~デジタルコンテンツの活用~03
【6年⑧】円の面積を求める公式をつくる ~デジタルコンテンツの活用~04
▲デジタルコンテンツ画面(円を細かく等分していく)
【6年⑧】円の面積を求める公式をつくる ~デジタルコンテンツの活用~05
▲デジタルコンテンツ画面(図形を並べ替える)

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