今日の授業のひと工夫(小中学校)
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- 【1年④】お話づくりで減法の意味理解を深めよう!
今回は1年②p.24、減法の「おはなしづくり」の学習について、ご紹介します。
児童は1年②p.11において、加法のお話づくりを経験してきています。本時はその経験を基に、式から場面を読み取り、文章で表しながら減法の意味理解を深めていきます。
減法は加法に比べて、場面や言葉が複雑になります。求残(のこりはいくつ)、求補(全体から部分をひく)、求差(どちらがいくつ多い、ちがいはいくつ)の場面を教科書などで振り返りながら、進めていきましょう。
はじめに、場面を把握することができるよう「どんな場面かな?」と問いかけ、「大きいチョウが4匹飛んでいるよ」というように、何が、いくついるのかを話し合わせておくとよいでしょう。
そして、こうたさんのお話の例を取り上げながら、お話のつくり方を確認していきます。
なかなか手がつかない児童には、ジャングルジムで遊んでいる場面を示し、求残の場面でお話をつくってみるよう助言することが考えられます。「へる」「のこり」「ちがい」などのキーワードを提示しておき、適宜参考にできるようにしておくとよいですね。
お話ができたら発表させ、算数ブロックを操作しながら意味を確かめます。求残と求補、求差の場面を示しながら、減法の意味理解をより深めていきましょう。
この活動を通して、式は場面を簡単に表すことができることや、日常で生かせることなどをあらためて実感させたいですね。
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