今日の授業のひと工夫

中学校

2023.06.21

【1年2章】
文字を使った式~文字の表す数量を考えよう~

1年2章p.65では、具体的な数量を、文字を使った式で表し、文字の意味を理解することをねらいとしています。例1、問1では、具体的な数量を文字を使って表します。問2、問3では、問1で文字を使って表した式の中の文字にどんな数が入るかを考えます。

【今日の授業のひと工夫】【1年2章】文字を使った式~文字の表す数量を考えよう~01
▲新しい数学1 p.65

文字にどんな数が入るかを考えるには、文字式が表している数量を問題文に照らして読みとる必要があります。例えば、問1(2)では、\(n\) は、3、4、5、…という3以上の自然数の代わりに使われていることがわかります。また、問3で文字に入る数を考えることは、前章「正負の数」p.52、53で学習した数の拡張の復習にもなりますね。文字を数に置き換えられることを意識しながら、今後の文字式の学習を進めたいですね。
このような指導を通して、文字式で表した数量が読みとりにくいときには、自分で文字を数に置き換えて解釈する態度を養っていきたいところです。

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