今日の授業のひと工夫

中学校

2023.03.15

【1年1章(自由研究)】
ゴルフの得点の表し方

1年巻末p.255「ゴルフの得点の表し方」は、正負の数を用いて表すことのよさを感じられる教材です。

【今日の授業のひと工夫】【1年1章(自由研究)】ゴルフの得点の表し方01
▲新しい数学1 p.255

ゴルフの成績を表すとき、各ホールの基準の打数(パー)に対して、各選手の打数がどのくらい少なかったり多かったりしたのかを、正負の数を用いて表していますよね。また、全ホールの基準の打数の合計を基準として、この基準よりどのくらい少なかったり多かったりしたのかで、その日のゲームの成績を表してもいます。

このようにゴルフの成績は、各ホールの「基準の打数」、また、「全ホールの基準の打数の合計」という2つの基準をもとに表されています。正負の数を用いることで、実際の打数で合計を求めるより、打数が小さい数で表されるので、計算しやすくなりますね。また、❷では、AさんとCさんのように、プレイしたコース数が異なる2人のスコアを比較しやすくなっています。

❶~❸の活動を通して、正負の数を利用するよさが感じられるとよいですね。 1年1章p.55、56で学ぶ正負の数の利用「身長の平均をくふうして求めてみよう」も、正負の数を利用するよさが感じられる教材ですので、関連させて扱ってみてはいかがでしょうか。

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