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- 【特報】プリント作成ツール『Q.Bank』で教科書…

新しいプリント作成ツール『Q.Bank』が,株式会社Libryより4月10日にプレスリリースされました。改訂版教科書の使用開始にあわせた2026(令和8)年3月より提供開始され,東京書籍の教科書や教材の問題を用いたプリント作成も可能になります。

ポイント① エディタはCASIOが開発
『Q.Bank』のエディタは,世界の数学教育を支えるCASIOによる開発です。長年の技術やノウハウが存分に注ぎ込まれているようで,サクサクの動作が期待できます。
プリント作成も
Step1:問題検索から,出題する問題を選択
Step2:プリントアウトして配布/PDF変換して生徒端末に転送
の2ステップで,とてもシンプルです。
もちろん,数式や文章の編集,関数グラフや図形の作成,用紙設定やヘッダーの編集,問題の類題検索なども可能ですので,先生オリジナルのプリントが作成できます。
『Q.Bank』の特設サイトには,開発中のUI(ユーザーインターフェイス)と操作のイメージ動画もあります。スタイリッシュなデザインとシンプルな操作感,類題検索の様子が見られます。
ポイント② 出版社を横断して検索できる巨大な問題データベース
『Q.Bank』の問題データベースは,東京書籍だけでなく,実教出版株式会社,株式会社新興出版社啓林館,株式会社第一学習社も問題提供しています。同じプラットフォームで出版社を横断したプリント作成が可能となり,先生方のプリントの可能性がさらに広がります。
そのほかにも魅力ある展望
『Q.Bank』はインストール不要です。問題データはクラウド上にあり,Webブラウザからログインすれば,いつでも,どこでもプリント作成が可能です。また,PCだけでなく,タブレットでも利用可能です。
ほかにも,例えば,問題のシェア機能で先生が作成した問題を全国のほかのユーザーに共有することができるなど,魅力ある機能が搭載予定です。
さらに,デジタル教材プラットフォーム『Libry』との連携も今後の展望にあるようです。
どんな素晴らしいツールが完成するのか,今からとても楽しみですね。今後も随時,math connectで情報をお伝えしていきます。
・Libryプリント作成ツール『Q.Bank』特設サイト
・CASIOプレスリリースサイト
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