今日の授業のひと工夫(小中学校)
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- 【2年4章】体系を意識させる図の説明
「新しい数学」2年4章では体系的な視点を養うことを目的として、下のような図を繰り返し掲載しています。
生徒は小学校で学習した図形の性質を、個々のものとして捉えているでしょう。それを整理してまとめる「体系的な視点」はとても大切です。そこで、図形の性質を証明したときに「◯◯をもとにして、△△を証明することができた」ことを本文で意識させながら、図と対応させて視覚的にも整理できるようにしています。
また、p.101から始まる4章2節では、1節の学習で前提としていた「三角形の内角の和が180°である」ことを、より単純な性質から導いていく探究的な過程を重視した構成となっています。
ここでも、下の図を利用して図形の性質の関係を振り返ることで、視覚的にも体系的な視点やこれからの課題に意識を向けることができるようにしています。
このように、4章では教科書の側注にある図を利用して、体系的な視点に意識を向けることができるように工夫しています。
ぜひご授業でご活用ください。
(体系をつくる流れの図:左からp.99、p.100、p.105、p.106の側注に掲載)
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