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中学校
2024.06.03
【#4】新編 新しい数学で「誰一人取り残されない」学びをサポート ~教科書でできる、登校が難しい生徒へのサポート~
第4回では登校が難しい生徒へのサポートをテーマに、「新編 新しい数学」で効果的にご活用いただけるコーナーをご紹介します。
全国的な課題となっていますが、ICT(QRコンテンツ)・教科書本体を通じて、生徒ひとり一人の学びに寄り添います。
1. 3学年合計1,752点のQRコンテンツで、生徒の自学・自習をサポート
まずは、教科書収録のQRコンテンツで自学自習に効果的なコンテンツを紹介します。
質・数ともに大幅にパワーアップしていますので、ぜひご注目ください。
フラッシュカードコンテンツで、何度も練習問題にチャレンジ!
繰り返し解いて、知識・技能の定着を図りたい「問」には、その問題に対応したフラッシュカードを用意しました。場所を選ばず、繰り返し練習が可能です。
https://tsho.jp/07j/m/2/015-2/
▲お試しください!「新編 新しい数学2 p.15 同類項をまとめること」
フラッシュカードは数式領域だけでなく、すべての領域にありますので、自学自習に最適です。
フラッシュカードコンテンツは合計で、409点収録!
ヒントと解答コンテンツで、主体的に学習に取り組む態度を育成!
教科書収録の問題「クイックチェック」「基本の問題」「章の問題」「学びのベース」「補充の問題」に、①ヒント、②解答、③類題を表示するコンテンツを用意しました。
https://tsho.jp/07j/m/2/032-2/
▲お試しください!「新編 新しい数学2 p.32 章の問題A」
デジタルコンテンツを有効に活用いただくことで、生徒のペースで主体的に学習に取り組む態度を育むことができます。
ヒントと解答コンテンツは合計で、757点収録!
動画コンテンツで学習との出会いを大切に!
「章とびら」や「深い学びのページ」に合わせた導入動画(アニメーション)を用意しました。(#2参照)
身のまわりから問題を見いだし、数学を使って問題解決する方法について考えさせる少しコミカルな動画です。単純な解説動画ではなく、「どうしてだろう」、「どうすれば解決できるのだろう」と生徒が主体的に考えたくなる動画を収録しました。
短時間で問題意識を共有し、解決の目的意識を持てるため、授業に参加できない生徒であっても、数学を学習する有用性を実感できます。
また、導入以外の動画では、円柱の容器に半球の容器で水を入れる実験動画や、作図のようすを示した動画などを用意しています。動画を見て知識・技能の習得ができるようにしています。
動画コンテンツは合計で、73点収録!
https://tsho.jp/07j/m/1/063-1/
▲お試しください!「新編 新しい数学1 とびら p.63」
視聴する生徒に疑問をなげかけて、動画が終わります。
2. 教科書で学びをつなげる、算数の学びなおしをサポート
巻末:学びのマップ(3年生)
ここからは、教科書本体での工夫と自学習に効果的なコーナーの一部を紹介します。
3年生の「学びのマップ」では、3学年の学習内容を、「共通する考え方」でまとめました。学年を超えたつながりを確認するのに有効なコーナーです。
たとえば、1年、2年、3年で文字式の乗法をまとめて示し、類似点や相違点を考えることを通して、学習の深まりを感じられるようにしています。
巻末:学びのベース(算数)
学習の土台(ベース)となる既習内容の振り返りのコーナーを巻末に用意しました。算数の内容のふり返りは、中学校1年の教科書だけでなく、2年の教科書でも扱っています。
「学びのベース 算数 たしかめ編」では、小学校の学習内容を振り返り、実際に問題に取り組むことができます。数学に苦手意識を抱える生徒は、算数でつまずいていることが少なくありません。教科書で取り扱うことで、抵抗感なく学び直しを進めることができます。
▲新編 新しい数学2 p.202、207(学びのベース 算数 まとめ編・たしかめ編)
数学の学習では
「自分はどこまで理解していて、どこからつまずいたのだろう」
「いま学習を進めている内容が、次の学年にどのようにつながっていくのだろう」
といった学習内容のつながりを把握することが大切です。
巻末:数学の目でふり返ろう
各学年の巻末では、領域ごとに学習内容が違っても、同じ見方・考え方を働かせてきたことを確認できるコーナーを設けました。これまで働かせた見方・考え方をこの先どのような場面で生かすことができるのかを知ることで、より深く学びを進めることができます。
3. 【別売教材】みんなにもっとNIMOT!
小・中学校全教科のアプリケーション、動画、プリントなどを収録したデジタル資料集のような商品です。(https://nimot.jp/service/)
中学校数学では授業動画シリーズとして、教科書の「章の問題A・B」や全国の公立高校入試問題をZ会グループ(栄光ゼミナール)の精鋭講師陣がわかりやすく解説します。教科書と組み合わせて視聴することで、生徒の自学自習を助ける動画を目指しました。
最後に
これまでご紹介しましたとおり、QRコンテンツと教科書をご活用いただくことで、自学自習でも充実した学びに取り組むことができます。
「フラッシュカードコンテンツ」で知識・技能をしっかりと身につける。「ヒントと解答コンテンツ」で考え方を確認しながら学習を進める。「動画コンテンツ」を視聴し、生徒自ら、問題解決を行うのも効果的かもしれません。
教科書巻末の「数学の目でふりかえろう」で、領域の全体像を確認し、必要に応じて「学びのベース」で復習するのもよいでしょう。
日々の授業ではもちろんですが、自学自習にもぴったりな「新編 新しい数学」に是非ご注目ください。
ここでご紹介した”ひみつ”以外にも「新編 新しい数学」の魅力はまだまだ他にもあります。ぜひバックナンバーもご覧ください。
「新編 新しい数学のひみつにせまる」バックナンバーはこちら
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