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小学校

2023.06.12

【特集】教えて!齊藤先生!~評価~

Q.

学期末の先生方の悩みとして、「主体的に学習に取り組む態度」の評価が挙げられます。そして、「関心・意欲・態度とは何が違うの?」という声をよく聞きます。「主体的に学習に取り組む態度」に変わった経緯なども含め、「主体的に学習に取り組む態度」の評価について、教えてください。

A.

今までであれば、教科によって評価の項目や数、視点も違っていたのですが、今回は全部同じということが大きいことですよね。旧来は4つの視点があったものを3つに変えて、それを対応させるように整理すると捉えるのではなく、一旦白紙に戻して、能力をいかに身につけていったか否かといった視点で評価すると捉えることがまずは大事なのだと思います。評定のための評価なのか、指導のための評価なのか、ということです。つまり、子どもたちはどんなことができるようになったんだろうか、また、どのような点でまだ不十分なんだろうか、という評価があってこそ次なる指導が実現すると考えたいですね。そして、主体的に学習に取り組む態度は学年など長いスパンで、領域、場合によっては教科の枠を超えて、育てていくものだと捉えるべきと考えています。そう捉えると、旧来の関心・意欲・態度との違いが分かりやすいと思います。
 
そして、主体的に学習に取り組む態度の評価とは、子どもを学習における「自己調整」と「粘り強く学ぶ」という視点で見ることです。自己調整といえば、例えば批判的な思考、つまり、一度出した答えに対して、本当にそれで大丈夫かと調整力を発揮して追求する姿です。また、粘り強く学ぶといえば、例えば、既習と統合し、さらに発展させ続けていこうとする姿です。これらの姿を見取り、評価することを通して、学びの主体である子どもが「学び続ける姿勢が育った」と自覚できることが大事です。

詳細は、対談動画でご覧ください。

齊藤先生からのメッセージ

「新編 新しい算数」の特長
 脚注など各時の指導の区切りに、本時までの学習をもとに次の学びを創出する子どもの姿を例示したり、まとめの後にさらに理解を深める補助発問を設定したりして、粘り強く学び続けようとする態度や姿勢の育成に活用できるようにしました。

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