特集記事(小中学校)
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- 【特集】教えて!齊藤先生!~深い学び~
Q.
主体的・対話的な学びについては、イメージしやすいという声を聞く一方、深い学びとなると、「難しい問題に取り組めばよいのか」「深い学びは、日常生活に紐付いたものだと思うが、どのように子どもたちを深い学びへ導けばよいのか」など、深い学びとは何かという声をよく耳にします。深い学びとはどういったものなのか、教えてください。
A.
1つ目は、見方・考え方を成長させているか、です。見方・考え方というのは教科の本質であり、それが成長した学びになっているかどうかということです。
2つ目は、数学的な活動を充実させるような学びになっているかどうか、です。「深い学び」というのは、子どもにとっての深い学びですから、子ども自身が数学的活動というものをしっかりと意識しながら学べているかどうかということになります。
3つ目は、数学的に考える資質・能力の育成につながっているか、何ができるようになったかということを子ども自身が自覚的に把握できているか、ということです。
これら3つは独立しているものではなく、うまく関連付けながら3つの視点から、先生方が取り組まれている授業を振り返られるといいかなと思います。深い学びを繰り返していくことで、その深さというものがより確かなものにもなっていき、また、徐々に学習者がその深さというものを自らより掘り下げていく、つかみとっていく。そういう性格のものだと思います。
詳細は、対談動画でご覧ください。
齊藤先生からのメッセージ
「新編 新しい算数」の特長
「まとめ」 では、本時に働かせた数学的な見方・考え方(🔍 虫メガネマーク)をしっかり振り返り、価値づけます。
「今日の深い学び」では、先生方の実践を基に、問題との出会いや問題提示の工夫を可視化したり、あえて不完全な考えを取り上げて完全なものとするための考察を促したりするなど、深い学びを可視化しています。
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