特集記事(小中学校)

中学校

2021.11.10

【思考を見せる板書例】2年4章:多角形の外角の和の求め方の説明

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今回紹介する板書例は、新しい数学2 p.100の「多角形の外角の和の求め方の説明を考えてみよう」です。前時まででは、「三角形の内角の和が180°であることをもとに、多角形の内角の和の求め方を説明すること」について学習しています。
本時では「多角形の内角の和の性質」をもとにして、「外角の性質」を導きます。さらに、図形の性質をつくる経験から、逆に考えて「三角形の内角の和が180°であることの」もとになる性質を考えさせるきっかけにします。

板書例

ポイント

  • 「多角形の外角の和」の意味を確認した上で、2つの図形を比較し、結果を予想する。
  • 説明を振り返る活動を取り入れ、根拠で用いたことがらを明らかにする。
  • 説明できた性質をカードにまとめることで、必要に応じて証明に用いることができることを意識させる。

板書の執筆 筑波大学附属中学校 四之宮暢彦先生

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