算数・数学フォト

2026.03.30

那智の滝の水量は

那智の滝

和歌山県の熊野にやってきました。熊野といえば、みんなで本宮大社にお詣りをしたね。
今日は、滝。大迫力だね、ますりん。大きな滝だなぁ!

那智の滝の水量は02

こうたさん、そしてあみさん、これが那智の滝だよ。滝の落差、つまり水が落ちる高さは133m。毎秒1000L の水が流れているんだ。

1秒ごとに、1000L? すごすぎてピンとこないけど、「ピンとくる」って思いたい! どこから考えたらいいかな。

うーん、水の量といえば、「1Lの水は1000cm3だから1辺が10cmの立方体のマスにちょうど入るな」って覚えてるよ。

那智の滝の水量は03

こうたさん、そうだった! 1000Lは、その立方体が1000個分…うーん、うまくならべると下の図のような1辺が1mの立方体になるね!1秒ごとに、1m3の立方体に入る量の水が流れ落ちるってことだね。

那智の滝の水量は04

なるほど、これは大きなマスだ。こうたさん、あみさん、考えのつなげ方がとてもいいね。はるとさんと一緒に、温泉のお湯の量を計算したことも思い出すな。

じゃあ、もっとつなげてみよう。この滝を流れる、1年分の水を考えてみるのは? 1秒で1m3だから、1分で60m3、1時間で\(60×60=3600\)m3 。1 日分はこれを24倍したもの、1年分はそれを365倍したものだね。桁が多くてクラクラするけど、がんばって計算したら、3153万6千m3になったよ。

どのくらいの量なのかな。たとえば「東京ドーム何杯分」ってよく聞くけど、それでいうと?

大きな量のイメージをつかみたいとき、よく使うよね。東京ドーム1杯分は、124万m3と考えるといいよ。

\(\begin{aligned}& 31536000÷1240000 \\
&=31536÷1240 \\
&=25.43\end{aligned}\)
1年間にこの滝を流れる水は、東京ドームで、およそ25杯分でした!

あみさん、計算もバッチリだ。

と、みんなで歩きながら考えていたら、熊野那智大社についたね。そこにいるのは、ヤタガラスじゃないか。

こうたさんの好きな、八咫烏だね! ところで八咫烏の「咫」は「あた」と読むんだけど、これはなんだか知ってる?

「あた」は、こうやって親指と中指を広げた長さのことだよ。算数の教科書に書いてあった。

あみさん、よく覚えてるね! 「1あた」が、およそ18cmだ。

えっ、ヤタガラスって、もしかして「8あた」なの?!
\(18×8=144\) cmのカラスって、巨大すぎるよ!

*那智の滝(なちのたき)/和歌山県東牟婁郡那智勝浦町。華厳の滝(栃木県日光市)、袋田の滝(茨城県大子町)とともに、日本三大名瀑に数えられる。国指定名勝。
*写真提供:(公社)和歌山県観光連盟

〒649-5301 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町

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