今週の算数・数学フォト
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- 超高速! 金魚すくい
みさきです。奈良県の大和郡山市にやってきました。もうすぐここで、「全国金魚すくい選手権大会」が開かれるんだって。選手権大会? ますりん、ずいぶん本格的だね。
すでに7月に、奈良県予選大会が開かれているよ。それを通過した選手と全国の参加者が、8月の大会で熱い戦いをくりひろげるんだ。
つまり、ここには、大会を開くほどたくさんの金魚がいるということ?
その通り。大和郡山市は、金魚の養殖が盛んなことで昔から有名なんだ。約300年の歴史があって、金魚の出荷量では全国1位。1年間でおよそ6000万匹の金魚を販売していて、全国の出荷量の約4割を占めているよ。
全国一の、金魚の町なんだね。金魚すくいなら、私もけっこう得意だよ。選手権大会、私も出てみたい!
みさきさんが出場するなら、「小・中学生の部」だね。制限時間は3分。去年の優勝記録は、23匹だって。
3分間で23匹? 超高速だ! 3分は180秒だから、1匹をすくうのに必要な時間は・・・
\(180\div 23=7.826\)・・・で、約7.83秒
ということは、約8秒で、1匹の金魚をすくうんだね。うーん。そんなに速く、できるかな?
金魚すくい「競技」だから、ルールもきちんと決まっているよ。たとえば金魚は日陰に集まる性質があるから、水槽に体を大きく乗り出したり帽子をかぶったりしてカゲを作るのは、反則なんだ。水槽の壁を使って、ひょいっと金魚をすくったりするのも禁止だよ。
へえぇ、金魚の性質か。おもしろいね。まずは、競技ルールの勉強だね。
市内には、大会や夏のお祭りを待たなくても、いつでも金魚すくいができるお店があるよ。そこで、時間を計りながら練習してみるのはどう?
やったあ! さすが、金魚の町だね。がんばるぞー。
*全国金魚すくい選手権大会/奈良県大和郡山市。第1回大会は1995年に開催された。奈良県在住の選手は、全国大会出場のために予選大会を通過する必要がある。
奈良県大和郡山市
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