今日の授業のひと工夫(小中学校)

小学校

2026.04.06

【5年】
単元配列の意図

今回は、第5学年の単元配列の意図についてご紹介します。
4年生までは、関連する内容や領域を時間を空けて繰り返す、スパイラル学習を意識した単元配列にしておりますが、5年生からは関連する単元は連続して扱うという単元配列にしております。

【5年】単元配列の意図01
【5年】単元配列の意図02

▲新しい算数5上 もくじ

上巻では、「④小数のかけ算」「⑤小数のわり算」など、この後の学習で活用していく学習内容を早い段階に配置しています。
習熟を要する内容はなるべく早い段階で指導し、その後、習熟のための時間を十分に確保することで、しっかり該当学年内で身につけることを目指します。

また、5年生では学習内容別に、以下のような単元配列の意図がございます。

  • 比例

「④小数のかけ算」「⑤小数のわり算」「⑬四角形と三角形の面積」「⑭割合」「⑰正多角形と円周の長さ」などの学習において、比例関係や用語を活用できるように第3単元に配置しています。

  • 分数と小数

「⑨分数と小数、整数の関係」「⑩分数のたし算とひき算」を連続で扱い、小数と異分母分数を含めた分数は、どちらも同じ”数”を表していることが理解しやすくなるようにしています。

  • 単位量あたりの大きさ、割合

「⑫単位量あたりの大きさ」と「⑭割合」については、領域が異なるものの関連の強い内容である単元、「⑪平均」と「⑫単位量あたりの大きさ」「⑭割合」と「⑮帯グラフと円グラフ」を続けて扱うこととしています。
「⑪平均」で扱う「個体差のあるものをならしたと想定する」という考えは、「⑫単位量あたりの大きさ」における均等に分布していると仮定する考えの前提となることなど、既習の考えや単元間のつながりについて意識してみることで、単元で扱う内容がよりわかりやすくなるかと思います。

上記のような意図を知ることで、単元を扱う際の参考になるかと思います。
他の学年の単元配列の意図についても、是非ご覧ください。

その他のコンテンツ