今日の授業のひと工夫(小中学校)
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- 【4年】単元配列の意図
今回は、第4学年の単元配列の意図についてご紹介します。
4年生までは、関連する内容や領域を時間を空けて繰り返す、スパイラル学習を意識した単元配列にしております。


▲新しい算数4上 もくじ
第1単元、第2単元については、他教科関連やカリキュラム・マネジメントの視点から早い段階に配置しています。
「①大きい数のしくみ」:社会科などで統計資料を読み取る際、億より大きい単位にふれる機会があるため、第1単元に配置しています。
「②折れ線グラフと表」:理科の学習ですぐに活用できるよう、第2単元に配置しています。
「わり算の筆算」は、その原理や構造を丁寧に扱う必要があり、また、÷2位数の仮商のたて方は児童が特につまずきやすいところです。そのため、以下のような工夫をしています。
1学期の第3単元に「③わり算の筆算(1)―わる数が1けた」を配置して、÷1位数の計算の定着を図った後、期間を空けて2学期の第6単元「⑥わり算の筆算(2)―わる数が2けた」を配置しています。
また、「⑦がい数の表し方と使い方」を÷2位数の後の第7単元に配置しているのは、仮商をたてる際に四捨五入のみで形式的に処理するのではなく、数を見る柔軟な力を伸ばすことを意図しています。ただし、÷2位数の前に概数を学習すべきであるという考え方もあるため、÷2位数を学習する「⑥わり算の筆算(2)―わる数が2けた」と隣接させ、単元の入れ替えが可能な配列にしています。
「⑧計算のきまり」はその後の「⑫面積のくらべ方と表し方」の面積の学習などで総合式を活用できるよう、この時期に配置しています。
「⑬小数のかけ算とわり算」は習熟の時間を十分に確保できるよう、学期末を避けて配置しています。
「④角の大きさ」「⑨垂直、平行と四角形」「⑫面積のくらべ方と表し方」「⑭直方体と立方体」については、図形に関する学習機会を1、2、3学期それぞれで設定するため、各学期に分散して配置しています。
上記のような意図を知ることで、単元を扱う際の参考になるかと思います。
他の学年の単元配列の意図についても、是非ご覧ください。
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