今日の授業のひと工夫(小中学校)
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- 【3年】単元配列の意図
今回は、第3学年の単元配列の意図についてご紹介します。
3年生では、関連する内容や領域を時間を空けて繰り返す、スパイラル学習を意識した単元配列にしております。


▲新しい算数3上 もくじ
3年生では、四則演算が出そろい、計算で扱う数の範囲が分数や小数に拡張されます。
上巻では、整数に関する数と計算の単元を中心に扱い、確実な習熟・定着を図っています。また、第1単元に「①かけ算」を配置しています。これは、第3学年では除法や、乗法の筆算など、九九の習熟が前提となる内容が多いため学年の最初に個々の児童の九九の定着度を確認し、必要に応じて指導を行うことを意図したものです。
下巻では、上巻の学習を受けて、数の範囲を小数や分数に拡張するなど、算数の世界や表現の幅を大きく広げる内容を中心に扱っています。
学習内容別に、以下のような単元配列の意図がございます。
- 除法・乗法
除法については3年生で初めて学習する内容であり、「③わり算」「⑧あまりのあるわり算」の2つの単元の内容をあわせることで、除法の意味理解をしっかりと行うことができるため、ともに上巻で扱うようにしています。
また、これらの除法に関する単元(「③わり算」「⑧あまりのあるわり算」「⑪大きい数のわり算、分数とわり算」)と、乗法に関する単元(「①かけ算」「⑩かけ算のひっ算(1)」「⑰かけ算のひっ算(2))は、前述のスパイラル学習を意識した考え方から、連続させず間を空けて扱っています。
- 時刻と時間、長さ、重さ
「②時こくと時間のもとめ方」「⑤長いものの長さのはかり方と表し方」「⑭重さのたんいとはかり方」の学習内容は、日常生活や他教科の学習においても活用度の高い内容です。そのため、早い段階で扱うことで、繰り返し練習・活用の場を設け、定着を図れるようにするとともに、他教科の学習で算数の学習を十分に活用できるように配慮しています。
- データの活用
「⑥ぼうグラフと表」については、目的に応じてデータを読み取り、問題解決を図る学習を早い段階で扱うことで、以降の日常生活などで棒グラフや表を活用できるように配慮しています。
上記のような意図を知ることで、単元を扱う際の参考になるかと思います。
他の学年の単元配列の意図についても、是非ご覧ください。
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