
今日の授業のひと工夫(小中学校)
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- 【5年③】乗法の場面を、比例の関係として捉える

第3単元「比例」では、表を用いて比例の関係を見出していきます。
第3時にあたる5上p.36~37では、既習の乗法の場面が、比例を前提としていることを明らかにして、数直線が比例の関係を表していることを理解します。

授業では、次の流れで進めていくとよいでしょう。
- 問題場面を把握し、既習の乗法の場面と同じであることに気づかせる。
- 表を基にして、リボンの代金は長さに比例していることを見出だす。
- 乗法の場面で活用してきた数直線が、比例の関係を表していることを確かめる。
- 数直線を活用して、問題を解決する。
(4)の段階では、次の2つの考えを取り上げます。
- 「長さが \(9\) 倍になるので、代金も \(9\) 倍になる」…比例の関係を使った考え
- 「\(80\) 円を \(1\) とみたとき、\(9\) にあたる大きさを求める」…割合の見方
どちらの考えも、次単元「小数のかけ算」の学習で鍵となる重要な考えですので、児童から出てこない場合は、教科書p.37のみさき、こうたの吹き出しを確認しながら、ていねいにおさえましょう。
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