今日の授業のひと工夫（小中学校）

「新しい算数」3下p.85～87では、円の中心と円周上の2点を結んでできる三角形について考えます。多くの児童は二等辺三角形がかけることを見出し、また、その理由も円の定義から説明することができると思います。

ここからさらに、このかき方で正三角形がかける場合の条件について考えると学習がより深まります。すなわち、二等辺三角形のうち、円周上の2点を結んだ直線の長さが円の半径と等しいときに正三角形となる、ということにも着目させましょう。3年生ですので、図形の包摂関係に深入りする必要はありませんが、図形間の関係に着目する素地的経験を積ませたいものですね。