今日の授業のひと工夫(小中学校)

小学校

2025.01.06

【4年⑫】
面積の量感を育成するために

4年第12単元では、面積について学習します。
面積においても、これまでの長さやかさなどの量と同様に、量感を育成することを大事にしたいですね。これまでの量と同様に、

①身の回りにある面積を予想する。
②面積を測定する。
③測定結果と予想を比べる。
という段階を踏んで、量感の育成を目指しましょう。

①の予想の段階では、長さの量感を生かして、調べたい対象の縦と横の長さを予想して、それを基に計算で求めさせるようにします。

【4年⑫】面積の量感を育成するために01
▲新しい算数4下 p.68

\(1\text{m}^2\)の量感育成では、新聞紙などで実際に\(1\text{m}^2\)を作る活動も有効です。実際に新聞紙などを用意するのが難しい場合には、p.68の二次元コードからアクセスできるデジタルコンテンツを活用することも有効です。事前に印刷したマーカーをカメラで読み込むことで、画面上にARで\(1\text{m}^2\)を表示できるARコンテンツになっているので、身近なものと\(1\text{m}^2\)を比較しながら量感を養うことができます。

【4年⑫】面積の量感を育成するために02
【4年⑫】面積の量感を育成するために03

また、より大きな面積である\(1\text{ha}\)や\(1\text{km}^2\)は実際の面積をイメージしにくいので、web上の地図を利用して学校周辺の地図を確認させ、自分の身の回りの面積で\(1\text{ha}\)や\(1\text{km}^2\)を実感させるなど、1人1台端末の活用も取り入れたいですね。

【4年⑫】面積の量感を育成するために04
【4年⑫】面積の量感を育成するために05
▲新しい算数4下 p.69~70

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