今日の授業のひと工夫(小中学校)
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- 【2年⑬】類推して数の仕組みを考えよう!
今回は年明けの学習を先取りして、2年第13単元「4けたの 数」の学習をご紹介します。
本単元では、数範囲を10000まで拡張し、十進位取り記数法についての理解をよりいっそう深めていきます。
児童はこれまで、1000までの数を数のまとまりや仕組みに着目しながら学習してきました。10000までの数においても同様に、既習の3位数と関連づけたり、類推させたりしながら学びを深められるとよいですね。
▲新しい算数2下 p.50~51
単元導入の1円玉の数を数える場面では、これまでの学習を振り返り、10や100などの数のまとまりに着目して数えればよいことをおさえていきます。その中で、1000のまとまりをつくることができることに気づかせていきましょう。
2下p.52では、位取り板と数カードを活用しながら数の構成を学習していきます。
「新しい算数」では、児童の発達段階に応じて、位取り板の示し方を変えています。
2上では上から、算数ブロック、(位取り板の各位の色と同系色の)数カード、数字で示していました。
2下の位取り板では上から、(白地の)数カード、、数字、と少しずつ無理なく抽象化できるように構成しています。
3上p.94では上から、(白地の)数カード、、数字を扱った後と数字のみに移行していきます。
各学習段階での取り扱いの違いに注意しながら、数の構成について学習を進めていきましょう。
位取り板や数カードは、ワークシート編2下p.37~38、数カードは教科書2下の巻末p.113にもご用意しております。
さらに、教科書2下p.53には、位取り板に数カードやを入れて数の構成を確認できるシミュレーションをご用意しております。
位取りの仕組みの理解をよりいっそう深めるために、適宜ご活用いただければ幸いです。
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