今日の授業のひと工夫（小中学校）

5下「四角形と三角形の面積」では、第1時から第3時で平行四辺形の面積の求め方を、第4時から第6時で三角形の面積の求め方を学習します。

第7時（p.55）では、これまでの学習を振り返って「台形とひし形の面積も、同じように考えて公式をつくろう」と考える児童の姿を例示しています。本単元でのここまでの学習を基にして、児童自らの力で学習の計画を立てて、公式のつくり方を考え、説明させたいですね。

児童から解決の見通しを引き出せない場合には、教科書の～に沿って、解決していくとよいでしょう。第7時から第8時で台形について、第9時でひし形について考えていくことを想定しています。自分たちで面積の求め方を考え、自分たちの力で公式をつくることで、自己の成長を実感させることができます。

本単元では、同じ数学的な見方・考え方を繰り返し働かせて、問題を解決していきます。単元の前半では資質・能力をしっかりと培い、単元後半はその資質・能力を発揮させる機会としたいですね。