今日の授業のひと工夫(小中学校)
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- 【4年⑪】(\square)や〇で変数を表す
4下第11単元「変わり方調べ」では、伴って変わる2つの数量を見いだし、2つの数量の関係を表を用いて調べ、\(\square\)や〇を使った式に表し問題解決していきます。この\(\square\)などを使った式には、
①\(\square\)を未知数として用いる場合
②\(\square\)を変数として用いる場合
があります。
①については、\(\square \times 8 = 32\)のように、1つの未知数を1つの記号で表します。3下第16単元「\(\square\)を使った式」などで、\(\square\)を未知数として場面の文脈通りに式に表すことを学習してきました。 ②については、本単元で初めて学習します。\(\square+\text{〇}=13\)のように、2つの変数をそれぞれ異なる記号で表します。おさえたいポイントは次の2点です。
- 変数を表す〇や\(\square\)には、いろいろな数があてはまる。
- \(\square\)と〇は伴って変わる2つの数量なので、\(\square\)が決まると〇が決まる。
この2点をおさえるには、4下p.52①のように\(\square\)や〇に相当する数のペアを並べたり、②のように表にまとめたりして、\(\square\)や〇の数の変化や対応を考察する活動が大切です。その中で、④のはるとの吹き出しのように、\(\square\)と〇は様々な値をとること、伴って変わる2つの数量を\(\square\)と〇を使った式に表せることをとらえさせましょう。
\(\square\)などを使った式の表現は、6年の文字を使った式、中学校数学での文字式や方程式の学習へとつながっていく土台となりますので、ていねいにおさえていきたいですね。
▲新しい算数4下 p.51、52
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