今日の授業のひと工夫(小中学校)
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- 【4年⑩】数直線を使って同値分数を見つけよう
4下p.42では、\(\dfrac{1}{2}\)、\(\dfrac{3}{6}\)、\(\dfrac{5}{10}\)の大きさを比べます。これまで3つ以上の整数や小数の大小を比べるときには数直線を使ってきたことや、前時までに帯分数と仮分数の大小を比べたことを想起させ、「数直線に表せば比べられそう」という見通しを児童から引き出しましょう。
数直線上で3つの分数の大きさを比べると、3つの分数は同じ位置にあるので大きさが等しいことを視覚的にとらえやすくなります。また、\(\dfrac{1}{2}\)と大きさが等しい分数はほかにもたくさんあることも理解しやすくなるでしょう。
数直線を使うことで、
「大きさが等しい分数の中では、分母がいちばん小さい分数だと大きさがわかりやすい」
「\(\dfrac{1}{3}\)や\(\dfrac{1}{4}\)にも、大きさが等しい分数がある」
など、児童から多様な気づきが出てきます。児童の気づきを取り上げ、学級全体で共有することで同値分数についての理解を深めていけるといいですね。
▲新しい算数4下 p.42~43
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