今日の授業のひと工夫(小中学校)
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- 【2年⑫】九九表を拡張しよう!
今回は、乗法のきまりを用いて、九九表を拡張していく授業についてご紹介します。
児童は前時までに、九九表からきまりを見つける活動を通して、乗数と積の関係や、乗法の交換法則について学習してきました。
本時はそれらを踏まえ、\(5×10\)や\(3×12\)、\(12×3\)の答えを考えながら、九九表を拡張していきます。
ここでは、表や式を見ながら答えを考えていきますが、答えだけでなく理由も説明させていくことが重要です。
「\(5×10\)は、\(5×9\)の答えに\(5\)をたした数だから\(50\)」など具体的な説明が出た際には、なぜ\(5\)をたせばよいのかを考えさせ、「かける数が\(1\)増えると、答えはかけられる数だけふえる」という乗法のきまり(前時のまとめ)を再度ふり返らせましょう。 また、\(12×3\)についても同様に、「かけられる数とかける数を入れかえて計算しても、答えは同じ」であることをふり返り、 い で\(3×12\)の答えを求めていることから、あらためて計算しなくても答えがわかることをおさえたいですね。
まとめの後には、りくの吹き出しを取り上げ、他の空いているところの答えも求めさせてみましょう。実態に応じて、隣どうしで考えたことを説明し合う活動を取り入れ、かけ算のきまりについてより理解を深められるとよいですね。
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