今日の授業のひと工夫(小中学校)

小学校

2024.11.18

【3年⑭】
はかりの目盛りの読み方~数直線と同じように考える~

3下p.34~35では、秤量(ひょうりょう)1kgのはかりを使って重さを測定し、はかりの目盛りの読み方を学習します。

【3年⑭】はかりの目盛りの読み方~数直線と同じように考える~01
【3年⑭】はかりの目盛りの読み方~数直線と同じように考える~02

▲新しい算数3下 p.34~35

はかりの目盛りは、時計と同様に円盤上の曲線に沿って配置されている上に、3~4段階の目盛りを読み分ける必要があるため、児童にとっては読み取りが難しく、読み誤りも多くみられます。
数直線の読み方を想起させながら、次の手順で目盛りを読ませていくとよいでしょう。

①いちばん大きな目盛りをおさえ、それがどう等分されているかを調べる。

②2番目、3番目…の目盛りをおさえる。

③いちばん小さい目盛りの大きさを読む

教科書では、p.34~35の下に数直線を提示しています。この数直線とはかりの目盛りを対応させながら、はかりの目盛りの読み方をていねいに確認していきましょう。

また、はかりの目盛りの読み方の練習には、3下p.34のデジタルコンテンツの活用も効果的です。次時で扱う秤量2kgのはかりも表示できるので、実態に応じて練習に取り入れていただければと思います。

【3年⑭】はかりの目盛りの読み方~数直線と同じように考える~03
▲デジタルコンテンツ
数直線の表示/非表示が選べる
【3年⑭】はかりの目盛りの読み方~数直線と同じように考える~04

目盛りを拡大表示することができる

はかりは、理科の学習でも扱いますので、目盛りの読み方や使い方について、しっかりと定着させたいですね。

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