今日の授業のひと工夫(小中学校)
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- 【4年⑨】図形の特徴を調べる~大切な見方・考え方~
4年「垂直、平行と四角形」では、平行四辺形やひし形、台形といった四角形を新しく定義します。これまでの図形の学習と同様に、新しい図形を知ったら、その図形の特徴を調べようとする態度を養いたいですね。教科書では、吹き出しに「同じように考えると」を付記して、これまで学習したことを想起させるようにしています。
4下p.27では、平行四辺形の特徴を調べます。まず、2年の長方形の学習を想起させ、向かい合った辺の長さや角の大きさといった図形の構成要素に着目して長方形の特徴を調べたことを確認しましょう。そうすることで、平行四辺形の特徴を調べるときも同じように、図形の構成要素に着目するという数学的な見方・考え方を働かせることができます。
p.29でひし形の特徴を調べる際にも同様に、これまでに働かせてきた数学的な見方・考え方を意識させましょう。図形の構成要素に加えて、平行四辺形を定義する際に着目した辺の位置関係も大切ですね。
こうした見方・考え方を価値あるものとして自覚していくことで、未知の課題に対しても既習を生かして考える力を身につけさせたいですね。
▲新しい算数4下 p.27、29
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